国語の成績が悪い場合、偏差値によってある程度傾向がある。
偏差値が50いかないで40台をウロウロしている場合は、根本的に語彙力がない。
簡単な漢字テストは完璧でも、言葉の意味自体があやふやで、問題文がきちんと読めていないってことだ。
こういう場合は、とにかくもう、4年生5年生レベルから復習して、とにかく6年生レベルの読み書きを完璧にする。
漢字検定で言うと5級レベルの問題集がスラスラできるようにする。
偏差値中位以下の学校の場合、それ以上のレベルの読み書きは要求されないから、とにかくここを完璧にする。
論理システムの「漢字と言葉のトレーニング」を見開き2ページずつやって、できなかった単語を、8ミリ方眼ノートを4マス使って3回ずつ練習させる。
前回やった問題をもう一度やらせ、次のページに進むという繰り返しだ。
偏差値50前後でウロウロする子供の場合 次に、国語の偏差値が50前後をウロウロする子供の場合、得意なタイプの文章と苦手なタイプの文章がある。
偏差値が変動するというのは、得手不得手があるということで、問題によってはものすごく成績が良く、問題によっては成績が悪いというふうに揺れる。
国語では、説明文や論説文などという論理的な文章と、小説・物語文・俳句などといった 心情を読みとる文章の2種類が出題されるので、片方が得意で片方が苦手と言うことは良くある。
この場合、得意な方の文章の正答率を上げることに まず力を入れるべきだ。
見ないと損するとは言わないけど。
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