他のキャストはこれね(*^^*)
もちろん、少女時代は可愛さ爆発してたけど、歌声が平板なのよね。音程をしっかりと押さえて、綺麗に歌おうとするばかりに、パパみたいになりたいと甘えるのも中途半端。もっとはじけてもいいと思うんだけど。正直、みどりやとなみのような娘役が少女時代をするのは気恥ずかしい感じがしたけど、蘭はなならそのままで弾けた方が、その後の苦悩の表情と変化をつけれたように思うな。結婚式以降トートのような影に怯え、ゾフィーやフランツとの葛藤に不安な表情を浮かべるのが常に泣き笑いなのが単調すぎる。
自分の美貌が武器になることに気づいて、自我に目覚めてゆく過程が物足りないのだ。何と言っても、鏡の間の1番の見せ場のオーラが足りないのが惜しい。
それでも2幕に期待してたけど、やっぱり歌に難ありでは歌うことに必死で芝居のメリハリ2幕に欠けるのよ。
実際、私は宝塚時代の蘭はなは好きな娘役だったのにな。月組時代の二人の貴公子やったか?まさおとみりおダブル主演の時の村娘や、まさお主演のハムレットの時のオフィーリア、蘭トムとやった作品はどれも可愛いだけの娘役じゃなくて、役者の狂気も見せてくれるところが良かった。
蘭はなシシィに期待しすぎてるのか、やはり花總シシィと比べてしまうのか?周りのレベルが高すぎるのか?蘭はなシシィだけ新人公演を観てるような気がしてしまう。
DVDも花總シシィバージョンで2パターンで蘭はなバージョンは無し。
宝塚版のエリザベートはトート主役で恋愛モードだけど、東宝エリザはまさにシシィの成長の過程と苦悩を見せるものだから、シシィの力量に舞台の成功にかかってると言っても過言では無いと思う。それなだけに東宝シシィは宝塚男役のトップスターが満を持して登場し演じてきたと思う。
特に東宝エリザの初演時は主要キャストはシシィだけ一路さんのシングルキャストだっただけに、この役は誰にも渡さないって感じがしてた。
その後、かなめちゃん、コムちゃん、麻子にオサちゃんと元男役トップが東宝シシィを務めてきたよね。
去年の再演新演出で、花總シシィが登場した時は、娘役トップを10年強はったからこそ、満を持してみたいと思わせるものになってると思う。
蘭はなは好きな娘役だっただけに、今回の東宝シシィのオファーは受けてほしくなかったな。
トート、フランツ、ルキーニの若返りで若いシシィが欲しかったのかもしれないけど、小池先生、蘭はなには酷だったと思うよ。
以前のブログにも書いたけど、高貴な位取りが必要とされる役は、ある程度の気品とオーラが無いと舞台の成否に関わると思う。
東宝ミュージカルの常連のヒロインの笹本玲奈ちやんや新妻聖子ちゃんでも歌はクリア出来ても、鏡の間の振り返りでおお〜と言わせ、2度のハンガリー訪問の場面での皇族のお手ふりでそれらしく見せる娘役芸がもの言うと思うのよね。
宙組エリザでシシィを、やってる実咲凜音ちゃん、くれぐれも同期の蘭はなのように東宝エリザのオファーを、受けないようにと願うよ。オファーがあるかどうかは別にしてもね。
それと男役トップで東宝エリザのオファーが来ても、歌に難ありては受けないでね。

