あなたならどうする? | ときには真珠のように

ときには真珠のように

思考は光速を越える

例えばスーパーマーケットやパチンコ店などのちょっと広めの駐車場だ。

あなたは車を止めようと空き場所を探している

夜、人は少ない。


――と、ちょうどちょっと高級なSUV車が出ようとしていた。


しかし、止めてある場所が狭かったためかそのSUV車は何度も何度も切り返している。

が、中々車を出すことができない。

そのSUV車が出てこないとあなたの車は先に進めない。

あなたは待つ。ちょっといらいらしながら待つ。

SUV車は何度も何度も切り返しをする。

ああ、それじゃあ出ないよ下手だなあ――などとあなたは思っている。

そうしているうちに、ガリ、ガリ、バリという音。

SUV車の隣に止まっていたシルバーのコンパクトカーが揺れているのが見える。

バリ、バリ

SUV車はやっと駐車スペースから出た。隣の車にぶつけながら強引に出た。



おそらくSUV車が停止して隣の車につけたキズやヘコミを確認するだろうとあなたは思った。

しかし、なんとSUV車はそのまま走り出し駐車場の出口まで行ってしまった。

あなたはとりあえずその近くに車を止めて、SUV車を見ていた。

SUV車からドライバーがおりてきた。

眼鏡をかけた小太りの男だ。

右のフェンダーを確認して顔をしかめている。

そして、こちらへ来るかと思ったら、なんとそのドライバーはSUV車に乗って、車は駐車場の出口へ走り出した。

駐車場の出口は2,3台車が連なっていて、そのSUV車はその後に止まった。

あなたは車を降りて、SUV車が駐車してあった場所に行った。

隣のコンパクトカーの左側には大きなヘコミとすり傷。明らかにあのSUV車がつけたものだ。

SUV車はまだ駐車場の出口に止まっている。

あなたならどうする?