生きること | ときには真珠のように

ときには真珠のように

思考は光速を越える

たった一匹生き残ったウーパールーパーの「マサル」くん。

エサを食べなくなったかと思ったら、ついに3日前、逆さになったまま浮いているだけで、ほとんど動かなくなった。

体が所々白くなっていて、これは菊次郎やタケシが亡くなった時と同じ症状だ。

これはおそらく水カビの感染症で、もうだめだろうと思った。

↓瀕死のマサル


しかしマサルくんを触るとわずかだが足が動いた。
ほんのわずかだ。もしかするとぼくの思い違いかもしれない。

とにかくやれることはやってみようと思った。

まず水槽の水の入れ替え。水が悪いので病気になってしまうのだ。

そして、塩水浴。
どれほどの効果があるのか解らないが、別の水槽でやってみた。

なんと!驚いたことに半日でマサルくんは自ら泳ぎだしたのである。

意識もなく、仮死状態。どう埋葬しようか考えていた。

その状態から今ではエサが食べられるまでに復活した。

↓生き返ったマサル



驚くべき生命力である。

その生きる力はどこから湧いてくるのか?
そうまでして生きる理由はなんなのか?

狭い水槽にひとりぼっち。
エサはウーパールーパーのエサだけ。
泳ぐことと食べること以外にやることはない。
寿命はせいぜい3年~5年。

何が楽しいんだ、マサルくん!
何故生きるんだ、マサルくん!



生きるということは、楽しいとか楽しくないとかじゃない。
何のために生きるのか?
そんな問いや答えの前に生きる。生きてしまう。生きていることに目的なんかない。
生きることは動物の本能。本能なので理由を求めてはいけない。
逆になんで死ぬのか?何で自ら命を絶つのか?理解不能。
とマサルくんが言ったような気がした。