すすきのにて | ときには真珠のように

ときには真珠のように

思考は光速を越える

船は苫小牧港に到着した。台風の影響はあったが定刻の20時30分。昨日の23時30分に出航しているので、約21時間かかっている。
船ではひとりの時間を楽しんだ。ベッドでごろごろして、漫画読んで、小説読んで、音楽聴いて、iPadに保存してある動画みて、風呂に3回入った。腹が減るとレストランでカレーを食ったり、売店でノンアルコールビールとチーズを買って、少し荒れた海を見ながら食って飲んだ。結局航海中はほとんど雨が降っていた。晴れた穏やかな海を見ながら甲板でうとうとしたかったが、それは帰りにしよう。とにかくぼくは十分にダラダラとして、十分に満足した。
船

苫小牧も雨だった。フェリーからおりると、真っ暗な北の大地は低く唸っているようだった。ぼくはその唸りを軽く無視して、ゆっくりと北に向かって走り出した。めざすのは札幌・すすきの。この旅で唯一事前に予約した宿を目指した。苫小牧では宿泊するところを探すのが難しいし、さらに翌日からの行動を考えると札幌に行っておいた方が有利だと考え、すすきのに宿をとっていた。

札幌

苫小牧から札幌までは100Kmほどだった。約1時間半でホテルについて、ぼくは夜の街でジンギスカンを食った。そのお店はガラガラに空いていて、客はぼくひとりだった。ぼくはジンギスカンとスタミナ焼きとノンアルコールビールを注文した。ぼくはジンギスカンを食べるは3回目くらいだろうか?焼き方がわからないというと店主が最初だけだよっと言いながら焼いてくれた。レアが美味しいですよと茶髪でモヒカン刈りの店主が笑った。見かけによらずいい人みたいだった。
スタミナ焼きはニンニクそのままで、喉が熱くなった。もっと夜の街を散策しようかと思ったが、ニンニクの臭いが強烈なのが自分でも感じられたためホテルに戻った。
明日はどこへ行こうか?
ジンギスカン
北海道生活 2014年 07月号 [雑誌]/コスモメディア

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