見知らぬ街の交差点。
細かい雨が降っていて、街のネオンが霞んでいた。
雨音はつぶやくように、ぼくに問いかける。
これでいいの?
あんたの人生、これでいいの?
結婚しなくていいの?
子供いなくていいの?
マイホームなくていいの?
親孝行もっとすれば?
もっと仕事真面目にしなくていいの?
寂しいでしょう?
次々と雨音が問うー。
実は問うているのは、雨ではない。
おそらく、自分なのだ。
そして、答えるのも自分なのだ。
自問自答
人生の迷いのスパイラル。
ぼくは、雨音に、いや、自分自身に向かって言う。
これでいいのだ-。
そう、最後の最後まで、そう言いたい。
だって、ぼくの人生だから。
これでいいのだ-。
今思うと、バカボンのパパは偉大だ。