ゴミ屋敷って言っても、これまでは、それほどとは、思っていなかったですよ。
本は一応、本棚にしまってあったし、
服も、押入れにハンガーで吊ってあったし、
たまには整理・整頓、掃除もしていました。
まあ、若干、キッチンが汚いかな?と思った程度でした。
2DKから1Kに引っ越すということは、そもそも、物理的にすべての物を持っていくことは不可能なのです。
それで、
ああ、こんな本あったんだ。いつか読もうって思って置いてあった本。
おお、この本はこんなところにあったんだ、もう一度読もうと思って置いておいた本。
あら、こんな服もう着ないよな、でもいいかって、置いてあった服。
置物と化していたが気にせずにいたテレビ2台とビデオデッキ。
何気なく使っていた古ぼけたソファとテーブル。
このような物が、すべて、ゴミとなるのです。
それで、本をダンボール箱につめたり、服をビニール袋に入れて、部屋に置くと、もう、とたんにゴミだらけになるのです。
昨日までは、少なくても、自分はゴミだと思っていなかったモノがゴミに変わるのです。
週末にゴミ処理場にもって行く予定ですが、それまで、このゴミの中で暮らすのです。
モノはぼくの頭の中でゴミに変化してしまったのです。
数々の思い出とともに―。
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オートマティック・リベンジ