フィニアス・ニューボーンJr

今日の１曲は1969年の💿作品『Harlem Blues 』より『sweet＆Lovely』です

演奏メンバーはPhineas Newborn Jr.🎹に

Ray Brown🎻とElvin Jonesのトリオ

フィニアス・ニューボーンJr.🎹は1950年代のレジェンド期にデビューし様々に見え隠れに感じさせるバド・パウエル🎹との類似性もあり天才ピアニストと目されるアーティストでした

しかし60年代には精神を病んでしまったりして運命的な面まで似たように歩んでしまったのはフィニアス🎹にはとても不幸な方向に働いたように感じます

今日の💿作品も69年に録音されましたが正式に発売となったのは日本盤で1974年頃の事で長く御蔵入りしていたものだったりします

ヨーロッパへ活路を見出せた他のアーティストはまだ良かったですが問題を抱えたまま🇺🇸で過ごすのは大変な様ですね

フィニアス🎹は57歳で人生の幕を閉じてしまうので💿作品も限られますがこの作品は後半生の残り火の様に優しく美しい一面を一瞬垣間見せるかの様ですこの作品もやはりレイ・ブラウン🎻とエルヴィン・ジョーンズと言う恵まれたリズム陣に支えられての演奏で生涯を通じてもロイ・ヘインズ等強力なリズム陣が整った場合だけは輝いたタイプかと思います