■東京に結構タヌキは生存している!?
皆さん、野生のタヌキをご覧になったことはありますか?
私は東京に住んでいますが、夜影に乗じて、タヌキに出会ったことがあります。
ウソを申し上げているわけではありません。
都会にタヌキなどいるはずはないという固定観念さえ解放すれば見えるかもしれません。
夜道で遭遇した大きな野良ネコが、実はタヌキだったかもしれないからです。
私も、最初は、自分の眼を疑いました。
しかし、事実は小説よりも奇なりで、東京23区だけでもタヌキは約1,000頭生息しているとのことです。
10年ほど前、"東京タヌキ探検隊!"を活動されている方から教えていただきました。
http://tokyotanuki.jp/index.htm
関心を持っていれば、タヌキと遭遇できる可能性が高くなります。
もっとも、タヌキは夜行性ですし、出合ったとしても一定の距離を保ち見守るのがマナーです。
■東京に適応できたタヌキ、できなかったキツネ
実は、タヌキのライバルのキツネは、東京に生存していないようです。
頭の良さそうなキツネはなんとか工夫して生き延びたに違いないと考えたくなります。
これも固定観念かもしれません。
しかし、事実は東京での勝ち組はタヌキでした。
なぜでしょうか?
答えは、雑食だからです。
タヌキは、昆虫やムカデ、ミミズといった地表の小動物だけでなく、カキ、ギンナン、ムクノキといった果実を食べます。
これに対して、キツネはネズミなどの小動物を好みます。
キツネの生活を支えるためには、東京の緑地では狭すぎました。
■線路沿いの側溝にいるタヌキ
他にもタヌキが東京で生き延びてきたと考えれる理由があります。
タヌキのねぐらは、他の動物が掘った穴とか古い民家や寺社の床下です。
とはいっても、このような場所は、年々少なくなっています。
都会では、どのように適応したかといいますと、線路脇などの側溝です。
ということで、東京の鉄道沿線で、タヌキを見かけることがあります。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である」(ダーウィン)
まさしく、ダーウィンが言うとおり、賢いキツネではなく変化に対応できたタヌキが東京では生き残りました。
以上、押さえるべきところはきちんと押さえて、いざというときに頼もしいのが”雑食系”の固定観念にとらわれない適応力です。
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