今、組織のコミュニケーションのあり方がとんでもなく面白くなってきている(1) | mitemoのブログ

はじめまして。3月からミテモ株式会社に加わりました澤田です。どうぞよろしくお願いします。


さて、ここ最近ミテモとしてどんなサービスを世の中に提供していけばいいんだろう?と考えているのですが、いくつか気になるトピックがあります。その中でも面白いのが、「組織のコミュニケーションがとんでもなく面白い変化を遂げようとしている」ということです。今回はこの件についてその背景も含めて少し整理して考察してみます。


1.今、戦略の「実現力」が注目されている

2010年にHARVARD BUSINESS REVIEWは「戦略の実現力(How excute your strategy?)」という特集を組みました。またAMAZONなどで「戦略 実現」と検索してみても実に多くの書籍が検索結果として表示されます。

これらはいかに優れた戦略が策定されても実行されなければ競争優位が確立できない、という当たり前のことが注目されていることをあらわしているといえるでしょう。


例えば、高速で進む環境の劇的な変化。
例えば、働く個人の価値観の多様化。
例えば、グローバル化による組織内の物理的な距離の拡大。
例えば、高度に発達した情報技術。


これらの環境変化がもたらしたビジネスに対する二つの大きなインパクトー

(1)戦略の優位性だけでは競争優位は確立できなくなった(いかに戦略を徹底的に実現できるかが要になった)
(2)戦略を実現することが困難になった

ーがいかに大きなものかを証左するものと言えるでしょう。