お世話になっております。
ミテモ@高橋でございます。
私は大学時代、論文形式のテストが意外と得意でした。文章を書くことも暗記
することも得意ではなかった私にはとっておきの「テスト対策法」がありまし
た。
私があみ出した方法は「文章を図にすること」でした。長い文章を「キーワー
ド」と「記号」を使って、意味を理解できるように一枚の紙に書き出し、でき
る限りの「キーワード」を覚えたのです。だいたい覚えたら、それを文章にす
るということを何度かやってみる、それだけです。一夜漬けのワリにかなりの
ハイスコアをたたき出したものです。
そして、社会に出てからもその勉強法はいろいろな場面で活用できています。
放送局のディレクターとして番組制作していた際、「台本を書く」「編集をす
る」などは、まさにその勉強法の「応用編」でした。たくさんの映像や資料か
ら重要な「キーワード」を探し出し、集約する必要があったからです。また、
親会社の入社試験にある「文章の要約」もそれによく似ています。
そういえば大学時代、教科書を丸暗記していた友人がいました。テスト後、
「どうだった?」と聞くと、「書き始めはよかったんだけど、『~が』か『~
は』かどうしても思い出せない一文が気になって、それから頭が真っ白になっ
てしまった」と・・・。
その友人の要領の悪さは20年経った今でも、同窓会の笑いのネタとして、語
り継がれています。