次女の末娘は舞台照明関係の仕事をしている。

大阪支社が一応の拠点だが、仕事柄全国を飛び回っていて、東京の仕事も多い。

今は大物歌手の全国ツアーを任されているらしく、多忙を極めている。

そんな娘が木曜の夜から日曜の昼まで帰ってくるというタイミングで「山の家の星が見たい」というリクエストかあり、短期滞在の週末になった。

 

7月26日、この日はどうしても午前中に対応しなければならない仕事があったので、それをこなして午後から半休をもらうことに。

午後1時、自宅に戻ってそそくさと出発。

途中でラーメン屋によってちょっと遅い昼食。

郡上のスーパーで買い出しして、山の家に到着したのは午後4時少し前。

天気は何とか晴れで、このままなら星空も期待できそうだ。

しかし、庭の片隅には、、、

・・・今年もやられた。

イノシシの仕業に違いない。

なんで毎年同じ場所を掘り返すのか不思議。

ここは結構石が多くて土も固く、掘り返しても何もない場所なのだが?

 

私は山の家で夕食の仕込みをすることに。

妻と娘はさっそく林道散歩に出かけて行った。

30分ほどの散歩から戻ってくると、二人はデッキで休憩。

※ネットがちゃんとつながるのは外なので、、、。

 

午後5時半過ぎ、温泉の支度をして出発。

今日は近い場所でということで、、、

明宝温泉へと。

1時間半ほど温泉に浸かって山の家に戻る。

 

夕食は天気が良ければデッキでBBQかなと思っていたが、天気予報が良くなかったので部屋での食事を選択。

本日は娘がゲストなので、ちょっと多めに、、、

・地元産きゅうりの一本漬け。

・鶏肉のポン酢煮込みネギサラダ。

・サーモンとクリームチーズの和洋寿司風。

・トマトのハッセルバック風焼き(ジャガイモをトマトに変更)

・玉子とキャベツの明石焼き風(ホットサンドメーカー使用)

というラインナップ。

おいしくいただいて、お腹いっぱいで休憩。

 

日もとっぷり暮れたので外へ出てみたが、、、

残念ながら曇り空になってしまい、念願の星空はまたもおあずけとなってしまった。

でも、サプライズゲストが、、、。

なんと、山の家を買ってから初めての訪問者を娘が見つけた。

それは、、、蛍。

小さなヘイケボタルだが、数匹が庭の草の中で光っている。

ときおり飛び立って光の線を描く。

これには家族一同大感激。

山の神様が星の代わりに思い出をくれたようだ。

 

7月27日。今日は長女が夕方に仕事から帰ってくるので、夕方には自宅に戻るというスケジュール。

山の家はお昼前に出発という段取り。

本日の天気は曇りから晴れのよう。

簡単に少なめの朝食を済ませてから少し休憩。

 

午前8時半に目的地へと、、、

・・・ここの五平餅を娘に食べさせたくて、久しぶりにやってきた。

※開店して1時間以内に売り切れになるので。

 

おばあさんから店を受け継いだ息子さんにご挨拶。

いろりで五平餅が焼ける間、最近はペット同伴のホテルが流行っているとか、庭にサウナを作るのが流行っているとかの話。

息子さんいわく、、、庭で風呂入っても虫に刺されるだけなのになあ~

確かに、都会人はアブやブユの怖さを知らないから、、、。

1本がお米1合ほどはある、えごま味噌の大五平餅を三人でいただく。

娘と妻は途中休憩しながら、何とか完食。

~二人の感想は「お昼ご飯はいらない」(笑)。

 

山の家に戻る途中、河原まで降りそられる場所で少し休憩。

娘は川の水の冷たさに喜びながら、大人げなく遊んでいた。

山の家に戻ったのは午前10時過ぎ。

まだ少し時間があるので、消化促進のために三人で林道散歩。

娘は虫やトカゲを見つけるたびにはしゃいでいる。

多忙の中、少しは気分転換になったようだ。

 

山の家を出発したのは午前11時半ごろ。

今回は短期滞在で、満喫まではできなかったかもしれない。

来年の夏以降は、いつでも娘を連れてこれるスケジュール調整できるので、その時こそは山暮らしを満喫してもらおう。