先週は会社行事で土曜日出勤だったので週末移住は1回お休みでした。
振替休日が金曜日にとれたので、妻と相談して、木曜の夜に出発することにしました。
木曜の午後9時に自宅を出発。
渋滞時間はずらしたので午後11時過ぎに山の家に到着。
※さすがに夜は鹿だらけです。山の家に到着するまでに国道の3か所に鹿が闊歩していました。
お風呂も自宅で済ませていたので、ウイスキーを一杯飲んで就寝します。
6月7日。本日の天気は快晴。
全国的に熱くなる予報です。
午前7時、朝食をとってから準備をします。
今日は昨年に見つけた秘密の谷(といっても釣り人は結構入っています)に行ってみることに。
午前8時に出発(山の家からは車で10分足らず)。
駐車スペースに車を止めて支度をしていると、近くに住んでる大先輩が登場。
10年以上前からこの近くに家を建てられて春から秋まで通っている方。
この方もフライフィッシングの大ベテランです。
年齢は私よりもかなり年上だと思います。
お久しぶりということで、ごあいさつ。
(先輩はごみ回収場所に行かれる様子)
すると、私が感じていたことと同様の話が、、、、
「今年は、虫が少なすぎる。もう捕食対象はテレストリアル(陸生昆虫)になっているのでないかと?」
~私も同感です。ゴールデンウィーク頃に集中的なハッチは見られたものの、その後は水生昆虫のハッチがとても少なく感じていました。
そして、別れ際に強烈な一言。
・・・予感はしていましたが、私がこれから入る谷の上には熊の住処があるらしい。
(ただし、かなり昔なので今は熊がいるかはわからないと、、、?)
※昨年作ったクマ避けがあるので大丈夫? ? ?デス
さて、そんなこんなで谷に降り立ったのは午前8時半ごろ。
実は国土地理院の地図では林道が最上流まで続いていますが、
実際は半分ほどで林道はなくなり、川にあるはずの橋も崩落してなくなっています。
なので、林道のない場所から上流に行くと川通しで帰ってこなければなりません。
期待を込めて釣り始めますが、、、何かおかしい。
昨年にほぼ同様の時期に来てよい思いをしたのですが?
出るはずのポイントで出ません。
おまけに出てもすごく素早くて、フライをしっかり喰わえてくれず、フッキングしません。
フライは昨年も好調だった「幸せの黄色いカディス」14番ですが。
しぱらくすると、河原にかなりはっきりした足跡。
ここ数日は雨が降ってないのでいつのものかわかりませんが、かなり新しく、昨日か、ひょっとして今日の早朝か?
なんとか竿抜けのような場所で、、、
小ぶりですが、天然の証のようなアマゴが釣れました。
それからもメインのポイントではどうも調子が悪い。
何とか小場所もくまなく流して、、、
きれいなアマゴを釣りますが、サイズがイマイチです。
アマゴポイントだけでなく、イワナが好みそうな反転流もしつこく攻めていると、、
岩魚のような引きなのに、少し違和感が、、、
そして、今年も釣れました。
川鯖・・・、イワナとアマゴの混生種です。
繁殖能力はないので、一代限りですが、もう少し大きくなってくれることを願ってリリースします。
※川鯖(F1)は、イワナ中心の生息域よりもアマゴやヤマメ中心の生息域の方が多い気がします。
それからも良いところはなく(結構いいサイズを2度バラシ)終了です。
山の家に戻ったのは正午少し前。
今日は、高山市のリサイクルセンターへ粗大ごみを出しに行きたいと妻が言うので、食事と温泉がてら高山方面に走ります。
午後1時少し前に、まずは昼食へと。
今日は、、、
こちらで高山ラーメンを食べることにします。
老舗のラーメン店のひとつ「つづみそば」です。
二人そろって注文したのは、ここの名物のワンタンメン。
昔ながらの高山ラーメンの中に、たっぷりワンタンが入っています。
あっさりした中にも奥深い味わいのスープ。
ワンタンもおいしいです。
食べ終わっての感想は、、、
おいしいですが、ちょっと観光地値段になってしまったかもという感想。
一杯千円を軽く超えるラーメンでしたので、、、。
食事の後はリサイクルセンターへ。
ここは重量で料金を払います。
先に車ごと重量を計って、ゴミを捨てた後に再計量。
ふとんや毛布、絨毯だったのですが、50キロもありました。
※でも料金は400円弱でした。
妻は初めての体験で大喜び。とても楽しそうでした。
さて、目的を達成した後は汗を流しに温泉へ。
国府方面に走っていつもの温泉です。
2時間ちょっとで待ち合わせして、温泉を出たのは午後4時半。
いつもの富山資本のスーパーに立ち寄ります。
今日も鮮度の良い富山の魚が売られています。
山の家に戻る途中、雷を伴う夕立でどしゃぶりになってしまいました。
間に合えばイブニングで少し釣りをと思っていたのですが、残念です。
山の家に戻ったのは午後6時を過ぎたころ。
到着寸前に雨は小降りになってくれました。
家の隣の川は増水しているので、やはり釣りはあきらめてビールを開けます。
そして、ゆっくりと夕食の支度。
本日の食材は、、、
地元の名産ラインナップです。
地元の食材を使って作ったのは、、、
なんちゃって再現レシピ。
国八食堂のメニューを再現してみました。
きちんと再現できたのかは不明ですが、おいしく完食しました。
今日も、酔いと釣りの疲れと温泉効果で早々にダウンです。
6月8日、本日も天気は快晴。
今日はちょっと長い距離を釣りする予定なので、妻が寝ている間にさっさと朝食を済ませます。
妻が起きてきた時間と同時、午前7時に出発します。
今日は昨年に全然釣れなかった谷を再トライしてみることに。
昨年は谷の中上流域をやってみたのですが、全くダメでした。
そこで今回は本流との出会いから昨年釣り始めた中流部の区間までを釣ってみることに。
渓相はこんな感じですが、日が当たらない暗い区間も多く、結構うっそうとしています。
やはり大場所では思ったような反応がありませんが、竿抜けのようなポイントを探し釣っていると、、、
ほどなくイワナが釣れました。
この谷は大きな岩が多いので、段差のある渕がたくさんあります。
こんな場所ではなかなか魚が出ませんが、淵の前後では結構反応があります。
しかし、サイズは18㎝以下がほとんど。
しばらく釣り上がって、岩盤に流れが当たるポイントで、
ようやくまともなアマゴが出ました。
この体高は、本流から上がってきたものと思われます。
※2週間ほど前に大水が出ましたので。この時は本流で最大2.6メートルまで水位が上がりました。
午前11時に出渓。
30分以上かけて山の家に歩いて戻ります。
途中でワラビを見つけたので少し取りながら山の家へ。
山の家に到着してワラビのあく抜きをしようとしていると、
妻が「私も取ってきた!!」と、、、
どうやら林道散歩に出かけた際に取ってきたようです。
1~2回分のおひたし量を取ってきたつもりが、倍の量に。
大鍋いっぱいの量をあく抜きです。
昼食は山の家で賞味期限の切れてしまったサッポロ一番で済ませます。
定番の味噌ラーメンですが、裏技で生卵とマヨネーズとおろしにんにくを入れ、
粉末スープと混ぜ合わせてお湯を注ぐと不思議においしい。
妻は、何入れた?としつこく聞いてきまたので種明かし。
午後2時すぎに山の家を出発。
今日はいつもの馬瀬の温泉へと。
今日は昼間の釣りはやめて、私もゆっくり浸かることに。
※さすがに2日間の谷歩きは足腰に疲れがたまります。
山の家に戻ったのは午後6時半ごろ。
今日こそはイブニングと思っていたのですが、空模様が怪しい。
昨日のような夕立に遭うと温泉に行った意味がなくなるので今回はイブニングをあきらめることに。
今日もビール片手に簡単な料理。
本日のメニューは昨日買ってきたカニと和風カレー味の鶏肉入りマーボー豆腐というわけのわからないメニューになりました。
和風のカレーうどんが好きな妻には好評だったようで、作り過ぎたかと思いましたが、しっかり完食していました。
6月9日、本日の天気は曇り。
今にも雨が降りそうです。
朝食を食べ終わることろには雨が降り出しました。
昨日あく抜きしたワラビは水にさらしておいたので、
もう生食できるようになっています。
ジップロックの大袋にいっぱいになりました。
※わらびは家族全員好きなので、消費できるでしょう。
(末娘も火曜日に来ることになっているので)
午前9時半。
小雨の中、山の家を出発します。
妻は退職してから、ようやく落ち着いて毎日過ごせている様子。
私より長く働いてきたので、もう十分だと思います。
さて、釣りの方はちょっと残念な結果になってしまいましたが、ゴールデンウィークで運を使い果たしてしまったのかな?
今度はテレストリアルパターンを持って再挑戦しましょう。