5月17日。予定通り有給休暇が取れたので、山へ。
週末は娘がTDLへ行くというので、妻は文鳥のお世話を仰せつかった。
なので、単独での山行きです。
ちょっと張り切って午前6時過ぎに出発。
郡上で午前9時オープンのお店で食材調達する予定なので、ゆっくり走る。
美濃までは順調に進み、ちょっと早すぎたから早朝からオープンしているワークマンでも寄ろうかなと思ったところで大渋滞に。
通勤渋滞にしては異常なほど車が進みません。
20分ほどかけて数百メートル進むと、、、なんとまあ車が横転して道をふさいでいます。
警察が手前の信号で、通行止!!
なんとか迂回して156号線に戻りますが、これで30分以上のロスタイム。
郡上に着いたのは午前9時。
早めに出発したのが不幸中の幸いでした。
山の家に到着したのは予定通りの午前10時少し前。
※実は途中で今回入りたかった場所を確認したのですが、すでに松本ナンバーの車が止まってました。どうも入渓点で車中泊したみたいです。
わが家もようやく新緑に囲まれてきました。
もう少しすると、草刈りしなくては、、、ただし今年は新兵器を買ってありますので!!
荷物を下ろしてゆっくりと釣り支度。
午前10時半過ぎに出発。
馬瀬の集落まで下ると、、、
こんな大淵の開きでライズを発見。
ちょっと手こずりながら、なんとかライズを取りますが、、、
どうも、春先の成魚放流が少し回復したような感じ。
結局1匹釣るとライズはなくなってしまったので、上流へ移動します。
少し釣り上がった所で、
大きくはないですが、でっぷりと太ったアマゴが釣れました。
特に目立ったハッチはありませんが、いろんな虫が出ているようです。
ただ、この区間も朝一で釣り人が入ったような雰囲気。
魚たちの出方も素早くて、かなりシビアです。
なんとか竿抜けを探して、、、
イワナを追加。
その後2匹をリリースして出渓点まで来たので川から上がると熊鈴の音。
なんと3人組のフライマンか降りてきました。
挨拶して状況を聞かれますが、釣り荒れていることを報告。
道まで出ると、そこには湘南ナンバーの車が。
わざわざ東京方面から来たのかな?
山の家に戻ったのは午後2時。
さすがに空腹なので、菓子パンで簡単に遅い昼食。
風呂の支度をして、本日のメインイベントへ出発です。
~この時期としてはありえない極秘情報を入手したので、、、
午後4時少し前、ポイントに降り立ちます。
ここは砂防えん堤の上にあるプール。
流れ込みから遠い場所はほとんど止水のようになっています。
そして、砂防という名の通りかなりの砂が入っています。
午後4時、散発ですがライズが始まります。
そして、巨大なカゲロウが出ます。
そう、モンカゲロウです。
普通は6月のハッチのはずですが、、、
モンカゲの姿が確認できるようになるとライズはあちらこちらで活発に!!
10番のフックにエクステッドボディでさらに巨大に巻いたモンカゲパターンを結びます。
(普通のフライサイズだと6番くらいでしょうか)
フライが大きいのでティペットは4Xという極太です。
ライズがあった場所は岸から20ヤードを超えたあたり。
バックに気をつけながらロングキャスト!!
しかし、ライズがあったいいところにキャストしても出ません。
・・・やっぱりね。魚はハッチ直前の泳いでいるフローティングニンフを追いかけているようです。
そこで、フライを小刻みに水面上でリトリーブすると、、、
丸々と太ったイワナが出ました。
約1時間半で7匹の魚をリリース。
大物は残念ながら出ませんでしたが、太った魚が十分楽しませてくれました。
少し薄暗くなるとハッチもライズもほとんどなくなり終了。
~これは夏のフタスジモンカゲロウも期待できるかも?
気分は満たされて、そのまま温泉へと。
ゆっくり浸かって明日の作戦を練ります。
山の家に戻ったのは午後6時半すぎ。
ヒール片手におひとり様用の簡単な食事を作ります。
本日のメニューは、
エリンギのバター醤油ソテーと牡蠣の燻製&クレソン入りのペペロンチーノ。
ワインのボトルが開くころには、昼間の疲れがどっと出てダウン。
5月18日、本日も快晴の様子。
天気予報では夏日になりそうです。
簡単に朝食を済ませて出発。
まずは高山方面に走って、、、
今年初の産直市場へ。
※ここは、朝7時半オープンで30分ほどでほぼ売り切れます。
収穫は、、、
たっぷりの野菜たくさんと姫竹があったので。
そして、、、思わず購入したのは、
手作りのオニヤンマくん!!
お安いわりによく出来ていたので思わず買ってしまいました。
※夏のアブやハチ対策にマル必です。
山の家に戻って、まだ少し時間があるので焚火で下ごしらえ。
姫竹の下茹をしておきます。
午前9時半、予定通りに出発。
さっそく入渓点に向かいますが、、、。
なんと今日も先行の車が。
今日は名古屋ナンバーです。
しかたなく、ダメ元で午後に入ることにして適当に本流筋の空いている場所へ。
こんな感じで瀬が連続するポイントです。
ほどなく、
イワナが登場。
今日は幸先が良いです。
瀬の開きでは、、、
小さいですが、太ったアマゴが釣れます。
少し水深のある淵の開きでは、、、
良いアマゴが釣れました。
ここで12時。
午前の部は終了とします。
山の家に戻り、昼食をとってゆっくり休憩。
少しお昼寝をして午後2時過ぎ。
午後の部に出発です。
お目当てのポイントに午前中の車はすでにありません。
ようやく初めての区間に入れます。
ここは、かなり急な斜面を降りなくてはいけません。
グローブをはめて、ロッドは手に持たずに慎重に下っていきます。
降り立った場所は、かなりの絶景ポイントでした。
写真ではわかりづらいですが、深い谷の中で頭上には空と木々しか見えません。
そして、巨大な岩が連続して上流に見え、渕が多くかなりダイナミックな渓谷です。
どちらかというとエサやルアーに向いている場所です。
※釣り人に人気があることがわかります。
大場所の連続にちょっととまどいながらも、、、
結果はすぐに出ました。
ただし、魚がつくポイントとそうでないポイントがはっきりしているようです。
小さな滝のような流れも多くて、遡行が大変です。
それでも、つき場を見つけると、、、
きれいで太った魚たちが出てくれます。
約1時間半釣り上がった所で、難所に!!
川通しができない大淵。
※実はすでに2度も高巻きしています。
左には巨大な岩盤、右は最後に通らずのような岩が、、、
左からかなりの距離で高巻くか、右を強引に突破するか。
かなり悩みましたが、右をトライしてみることに。
最後の難所はかなり危険で、ロッククライミングのような感じになりましたがなんとか突破。
さすがに疲れて、ベストを脱いで休憩とします。
休憩ポイントから下を撮影。
※大場所すぎてフレームに入りきれません。
この後はチビしか出なくなり、30分ほどで出渓ポイント。
ということで、釣れるには釣れますがかなりの難所であることを実感。
増水時はとても行けるような所ではありませんでした。
~おまけに帰りの国道沿いも路肩が狭くて車が通ると怖いことが判明。
10歳若ければ通ったかもしれませんが、1年で1回ぐらい?で十分です。
さすがに疲れたので今日も温泉へ。
まだ日が暮れる前に山の家に戻ってビール休憩。
BSでドラマを見てから、ゆっくりと夕食の支度。
本日はむね肉の磯辺風ソテーを中心に残り物や買ってきた野菜などを。
今日も疲れがどっと出て早々に就寝します。
5月19日。
本日の天気は曇り。
午後から雨予報なので早朝に出発します。
今回はバラエティーに富んだ釣行となりましたが、まだまだホームリバーの半分ほどしかトライできていません。
ただ、いくつになっても新規開拓はイロイロ面白いです。
まあ、新規開拓のほとんどはダメ元なんですが、、、。