ホームリバーは9月30日をもって釣り期間が終了。

10月から、約5か月間の禁漁期間に。

今週末が今シーズン最後になる、、、ので。

 

いつものように金曜の夜に妻と一緒に出発。

途中のコンビニで少し休憩してから、山の家へ。

これまた、いつものように私はウイスキーを一杯、二杯、三杯、、、。

妻はなぜだかジグソーパズルを始めた。

ほろ酔い気分で先に就寝。

寝落ち前の数分間で明日の釣り場所をシュミレーション。

※したのだが???

 

9月28日、本日の天気は曇り。

急な大雨の心配はなさそうだが、少し降る事はあるかもしれない。

午前7時半過ぎに山の家を出発。

※本当はラストにマイホーム谷にご挨拶したかったのだけれど、一台の見慣れないワゴン車が止まっていて、、、中から3人のエサ釣り師が出てきて準備を始めてしまった。

 

しかたなく、空いているところに適当に入ることにして、車を走らせるが、、、。

ある程度予測はしていたものの、全部の入渓ポイントに車が止まっている。

馬瀬川を下って旧馬瀬村方面まで見に行ったのだけれど、ここも満員御礼。

 

谷筋の林道を走ってみると、上流部に唯一の空いている場所が。

もう選ぶことはできないので、ラストはここに決める。

※ここの区間は3時間半ほどのコースのはず。

川に降り立つと、秋の陽気が心地よい。

釣り始めても、汗ばむことはほとんどなく快適。

だが、魚の方は連日攻められているのか、調子は良くない。

 

15分ほど釣り上がった所で、、、

お決まりのチビアマゴがようやく出てくれた。

フライは今回も11番のヒグマ・ベンジョアブ。

 

それから、かなり沈黙が続いたが、大きめの淵の流心を流すと派手に魚が出た!!

良いアマゴに違いないと寄せてくると、なんとイワナ。

27㎝ほどありそうだ。

しかし、イワナあるあるで、撮影準備中にネットから脱走。

あれまあ、、、

 

意気消沈しながらも、淵の流れ出しの右筋を狙うと、、、

先ほどよりは小さいが、よいイワナが出た。

そして、左の巻き返しを狙うと20㎝ほどのイワナ。

さらに、右の巻き返しから18㎝ほどのイワナ。

なんと一つのポイントで4匹もイワナが釣れてしまった。

こんなことは初めて。

※この時期は産卵行動前で、魚が固まっているのだろうか?

 

さて、今度は良いアマゴが釣りたいとアマゴ狙いに作戦変更。

どうやら、今日のアマゴは淵では水面まで出てこない様子。

※淵にいる個体は、やる気(食い気)があまりない感じ。

 

そこで、、、

水深が膝くらいある比較的緩い瀬のポイントに的を絞り、慎重に離れて開きからさらに下流を中心に流すと、、、

やはり出た。

秋色になったオスのアマゴ。

精悍な顔つきに変化している。

 

今日の戦略がわかったので、小規模のポイントを避けて、無駄なキャストをせずに絞り込んでいく。

すると、

大きくはないが、良く太ったメスアマゴ。

お次は、

背にもバーマークがあるアマゴ。

さらに、、、

秋色の大きくはないけれど、太いアマゴ、、、。

※これが今シーズン最後のアマゴになった。

 

この後、いきなり反応がなくなり、しばらく行くとエサ釣りさんの後ろ姿が、、、。

3時間半のはずが2時間半ちょっとで終了となった。

 

ちょっと不完全燃焼で、林道にあがって車に戻っていると、、、

・・・これは?????

カラ松の切り株に出ている。

一見、白いマイタケのように見えるが、天然の白マイタケといわれるトンビマイタケとは明らかに違う。※普通のマイタケはミズナラに出るはず。

白きくらげ???いやいや、こんなに固まりになるはずがない。

後は、、、ハナビラタケだが、スーパーで売っているものはこんなに肉厚ではないし、もっと真っ白だったような?

ちょっとここでは判別できないが、似た毒キノコはないはずなので、採取して調べてみることに。

 

山の家に戻って、休憩がてらにWEBのキノコ図鑑で調べてみる。

う~ん、間違いなく「ハナビラタケ」のようだ。

やはり、天然のものは養殖と全く違うみたい。

松の根元に生えることから、別名「マツ・マイタケ」と言われるという説明を見て確信した。

※妻が「また、毒キノコを採ってきた!!」と騒いだのは、いつものこと(笑)。

 

お昼近くになったので、ランチ&温泉コースに出発。

今日は飛騨萩原まで行くことに、、、。

車で41号線に出て走っていると、、、

こんな看板を見かけたので、チャレンジ。

 

私は「暖屋ラーメン」、妻は「辛みそラーメン」。

おいしいのだけれど、、、どこかで食べたことがあるような、ないような?

妻が私のラーメンのスープを一口飲んで、言い当ててくれた。

~名古屋名物「スガキヤラーメン」を濃厚にした感じ、、、まさしくご名答。

 

ランチの後はいつもの温泉へ。

2時間半たっぷり入って、もう夕方。

帰り道、稲刈りの終わった農道に異様な一角が、、、。

 

近寄ると、、

求婚?しているかかし。

 

ドレスを着たかかし。

 

・・・どうやら、農作業後の「かかしコンテスト」開催中らしい。

この辺りもようやく新米の時期になったようだ。

 

山の家に戻ったのは午後5時半。

イブニングタイムだが、今シーズンは午前中で終了と決めていたので、

道具類はすべてかたずけた後。

 

日没の山の景色を見ながら、ビールをゆっくり飲んで休憩して夕食の準備。

本日メニューは、

・ハナビラタケと牛肉の炒め物(コリコリとすごい食感とうまみ)

・飛騨ナメコの卵とじあんかけ豆腐。

・アマゴの朴葉味噌焼き

※アマゴは6~7月に釣って冷凍保存してあったもの。

良い時期の23~25㎝クラスだけキープしている。

 

9月29日、本日の天気も曇り。午後から雨予報。

午後遅くに来客予定なので、早めに出発。

帰る途中、道の駅で、、、

今年の新米を調達。

※知る人ぞ知るブランド米。生産量が少ないので、ほとんど地元でしか買えない。

私が知る、びっくりするほどの高額ではない、おいしいお米の3本指に入るクオリティ。

お米の品種はコシヒカリなのだが、寒暖差が激しい山の気候の中、極上のミネラルウォーターで育てられた逸品。

 

さて、今シーズンの釣りは終了となったが、、、

実はプロショップに頼まれて、先日10本ほどフライを巻いて納品した後で、、、

追加注文が35本入ってきて、、、内職に精を出す必要が、、、。

そんなこんなで、来週は妻が所用があり、お天気も悪そうなので、一回お休みとなりそう。