学校の授業の怖さとは(2)ディスレクシア
前回のつづきに参ります…★そうなんです。私は知的を伴わない、ディスレクシア。私に似たような子がいたら、私に相談してください。力になれると思います!音読の授業がトラウマに…私の小学校は音楽専門でした。そのため、ピアノさえできればいい。音楽の授業さえできればいいって思っていたら…大間違い!現実は、ピアノも音楽の授業も、できて当たり前のレベル。でも私には音楽に対しスパルタな母がいたため、なんとかやっていけていたのですが…小学2年生からが、苦難の始まりでした。国語の授業。その中でも音読。思い出すだけで、吐き気がします。読み間違えたら連帯責任!音読の授業は、みんなで一緒に読むだけではありません。国語の先生はとても良い先生でしたが、とても厳しい先生でした。音読の時は全員立たされ、先生が「ストップ」と声掛けがあるまで間違えずに読む。間違えず読み切る事ができれば座れる。これは、私にとって地獄のような授業でした。当然、私は文字があっちゃこっちゃ見えるので、スムーズに読めません。変なところで切ってみたりと、読み間違い以前の問題でした。そして間違えた場合、私だけのペナルティではなく連帯責任となります。そう、私のせいで、最初の人からやり直しになるのです。いじめが始まったのはこの時から?最初は、みんなゲーム感覚で、ヒヤヒヤしながらやっていました。でも何回もやれば、周りは上達していき間違えることが減っていくのです。周りができるようになってくると、私の間違えは許されないものになっていくのです。間違える度にエスカレートする罵声。「また!?」「やばっ」「バカなんじゃないの?」「マジ死ねし」「分かってる!自分でも、何でできないか分からないの!」と、心の中で叫んでいました。先生からも、理解されることはなく言われた言葉は、集中が足りないんだと。そして、両親にも恥ずかしくて言えず…こんな姿を知ったら怒られる…もっと嫌われちゃう!と思っていました。でも私はいじめられても、人が大好きだった。クラスのみんなが私に嫌な事を言ったって、私はクラスにいたかった。だったら…こう考えるようにしよう!音読の授業の時だけみんな、私に注目してくれる!私は普通じゃないから、見てくれるんだ!こうやって私は、自分を守るために、普通の考え方から外れていったのかもしれません。でも自分は守れても、周りはどんな風に感じるか?その時は、自分に精一杯で考えられませんでした。次回は「普通とは何?」について、書いてみようと思います♪