おはようございます。
非正規こそが最前線!アルバイトパート育成アドバイザーの佐々木美智子です。
接客の時に使う言葉と言えば「いらっしゃいませ。」「ごゆっくりどうぞ。」「ありがとうございます。」「少々お待ちください。」「恐れ入ります。」「申し訳ございません。」などの、挨拶、依頼(お願い)、謝罪、感謝の言葉が基本です。
私がアルバイトしていたイベント会社では、朝の全体ミーティングで、これらの言葉を唱和練習していたことがありました。(コロナを機会にやらなくなりましたが)
その職場では、学生のアルバイトの子にお客様からちょっとしたクレームがあって、それをきちんと対応した後に、改めて「すみませんでした。」と言ったら、そのお客様から「その言葉遣いはなんだ!」と再度怒られてしまったという事例もあります。
本来丁寧に謝罪するときには「申し訳ありません。」や「申し訳ございません。」と言わなければならないはずだというのが、そのお客様がお怒りになった理由です。
このような知識は、一応知っておいて、できれば身に付けておけば無難ですね。(私のバイト先だった居酒屋の店長は「すみません」と言っておりました。)
ところで今回は、私がお客としてサービスを利用したときにスタッフさんの言葉遣いで、とっても素敵だなと思った経験をお伝えします。
その1つ目は、クリーニング店のスタッフさんです。
私が出身地岩手に住んでいた頃に利用していたクリーニング店では、誕生月には30%引きの割引券(ハガキ)が届きます。私は4月生まれなので、その割引サービスはとても感謝でした。
冬物の衣類やスキーウエア、職業(教員)がら卒業式や入学式で着用した礼服などなど、たくさんの衣類をクリーニングに出す必要があったので、4月にその割引サービスが受けられるのは、本当にありがたかったです。
ある年の4月に、そのハガキと一緒に大量の衣類を持参したときの店員さん。
「こちらスキーウエアですね。防水お付けしますか?30%引きですのでね。」「このセーターはウールですね。防虫加工しておきましょうか。30%引きなので。」「このスカートはブリーツなのでちょっとその分高くなりますが、30%引きになります。」と、プラスする加工内容を確認した後、1回ごとに「30%引き」という言葉を添えるので、何度も「ラッキー」という気持ちになりました。
もう、ずっとニコニコしながら、いろんな「○○加工」をたくさんお願いしてしまいました。
もう1人は、宝くじを買ったときの売り場のお姉さんです。
私は宝くじは滅多に買わないのですが、その年は何故か「買ってみよう」という気持ちになり、近所の宝くじ売り場(先ほどのクリーニング店が入っているデパートの施設に併設している売り場です。)に行きました。
年末ジャンボなので、寒い中行列に並んで待っていて、ようやく自分の番が来ました。
「バラで10枚お願いします。」と伝えて購入。そうしたらそのお姉さんは、お金を受け取ってからくじを手渡すときに
「当たりますように」
と、素敵な笑顔で言ってくださったんです。(もちろんすべてのお客様にです。)なんだかワクワクした気持ちになって、宝くじ売り場を後にしました。
そのようなちょっとした言葉を添えるだけで、お客様の気持ちに善い影響を与えることができるので、そういった「言葉のスキル」も身に付けたいものですね。
ファストフード店であれば「今ポテトがなくなって揚げている最中なので〇分お待ちください。」と案内されるよりは「揚げたてを差し上げますので〇分お待ちください。」と言われると楽しみな気持ちで待つことができます。
雨でどんよりした天候の中、スポーツ観戦に訪れたサポーターの方には「今日勝ちますから!応援頑張りましょう!」
美容室なら「きれいに素敵にカットしますよ。」
衣料品店なら「このデザイン素敵!(スタッフさん自身の「いいな」を強調)
お客様は、単なる必要だけではなく、何か良い気持ちを味わいたくてあなたのお店のサービスを受けに来ます。その気分を上げるためにワクワクの一言を考えておきましょう。いつも同じ言葉でもいいんです。相手のお客様はいつも違う方なので。