小川にザリガニを発見した時の喜びを
現代の子供達にも経験させてやりたい
運気うなぎ登り





先日、面白い話を聞いたキョロキョロ

ある日本人がアフリカに行くと
擦り傷だらけでボロボロになりながら
笑顔で話す親子を見かけた

「どうしてそんなにボロボロなんだい?」

「この子が流れ星が落ちた場所に行きたい
と言うから探しに行ったんだよ。
遠くまで何日もかけてね。
今回は残念ながら見つけられなかったよ…」







日本人は嘲笑しながら父親に言った
「流れ星?
そんなの見つかるわけないよ。
ほとんどが燃え尽きて無くなってしまうからね」






そんな会話を聞いた子供が
悲しそうに父親の顔を覗きこんだ…






父親はそんな子供を横目に
語気を強めて日本人に答えた

「貴方は流れ星を追いかけたことがあるのか?
やってもみない人間に
我々の行動を否定することは出来ない。
私達は探す旅に出た!
これが一番重要なことだ。
何日も歩き続け見たことのない景色
経験したことのない出来事に遭遇した!
行動したから私達はそれらを得ることが出来た。
そして、流れ星はなかなか見つからないという
事実も経験し知ることが出来た。
貴方は知識に支配されて生きている
とてもつまらない人間だ。








インターネットが普及し
簡単に情報が得れる時代
薄っぺらい知識の中で素直な感情や
思考の可能性が潰されていく







「この人ね、
自転車乗ったり走ったり泳いだり
バイク乗って遠くまで行ったりね
なんでもするんだよ。
白いのから黒いのまでいろんな商売も経験して
知り合いも多いから何を相談しても
何かしらの答え持ってくるよ。」

先日、 
ある社長が私を知り合いに会わせた際の台詞爆笑







すかさず
その初めてお会いした方が聞いてきた

「めちゃくちゃ多趣味ですね。
キッカケは何ですか?」

「いや、ただの好奇心です。
身体が動くうちにいろんな事を経験しようと
ただそれだけです。」






知識がないぶん
私には無駄な行動も多かったが、
遠回りしたおかげでたくさんの経験をし
それに伴ういろんな景色を見てきた
それらが現在の私を導いてくれる
経験が判断を助ける
(野生の勘に近い…爆笑)






流れ星を探す

子供と流れ星を探しに行ったお父さんは
流れ星が見つからないことを
もちろん理解していた
でも小さい子供を納得させる方法がなかった
だから彼は一緒に経験の旅に出た







そもそもこの会話は論点もズレている
日本人は流れ星を見つけることを目的とし
アフリカ人は子供の疑問に応えることを
目的としている
この時点で日本人は大切なものが
見えなくなっている…






知識は深いと
経験を疎かにしがちだが
経験を重ねれば知識は深まる
変わってきたのは子供ではなく
我々大人の子供に対する
姿勢なのかも知れない