運気うなぎ登り!
「和食うなぎ玄白」

を経営する
村井三雄
です。



第4話目
初めて読む方は3つ前のブログから
お読みくださいニコニコ





私が逮捕されてから
既に1か月を経過していました



以前の店舗の後片付けも終わり
飲食部の社員には
自宅待機をしてもらいました



幸いにも
名古屋、静岡の鰻卸し業の方は
お客様の理解もあり
平常に戻りつつありました





そして、


私は決断した!




「我々は、何もやましい事は
していない。
報道されたような事実もない。
だから、正々堂々と
あえてこの地(福井)で
同じ鰻屋で再起をかけよう!」


社員達の反応はそれぞれでした



*産地擬装をしたと思われている店に
    お客様が来るのか?

*鰻屋じゃなくていいのでは?

*そもそも福井では無理じゃないか?



しかし、
ネガティブな原因を探したら
キリがありません


「悪いことをして潰れた店と
思われたままではダメだ!
この問題を乗り越えなければ
何をしても上手くいかない!
誤解を晴らせるのは俺達しかいない!」




しかし、社員の士気は上がりません
そんな様子を見て私は思いました


時間をかけてる暇はない…



ここからの私は神がかっていました
逃げないと決めたからなのか
思うとおりに物事が進んでいきました




友人の不動産屋に物件の相談
すると、

「ちょうど辞めそうな焼き鳥屋がある」

との情報

しかし、本人はまだ迷っているとのこと…





とにかく会わせてくれ!
と、お願いし
なんとか面談に漕ぎ着けました

「私には時間がない!
今ならある程度の条件は飲みます
お願いします!」




私の必死さが伝わったのでしょうか

年内いっぱいは営業予定だというのを
権利金を上積みするという条件で
なんとか承諾を得ることが出来ました





「村井さん、喜ぶのはまだ早いですよ。
肝心の大家さんの許可を得ないと…」



友人が話を続けました



「実は、事前に私が少し説明をしたんですが、
あまり良い反応じゃなかったんですよ…」


「とにかく会わせて!自分で説得するから!」





数日後、
大家のアポが取れたと
連絡がありました



当日、指定された場所に向かうと
友人は、大家と旧知の仲という
不動産屋を連れてきていました


「お話は聞きました。
微力ながらお力添えさせてください。」





大家さんは無口な方でした
その代わりに奥様が私達の話に
答えてくれていました





私は、無実をはらす為に
あえてこの地を選び
同じ鰻屋をすること


こんな状況でも
ついて来てくれる社員がいること


何よりも
故郷の福井を愛してることを


自然と流れそうになる
涙をこらえながら
話をしました






すると、
黙って聞いていた大家が
仲の良い不動産屋に向かい
口を開きました



「保証金、5ヵ月はもらうよ。」




私は無事に
不動産契約を結ぶことが出来ました




私はすぐに
知り合いの店舗屋に連絡を入れました


彼も一様に驚いていましたが、
冗談ではないとわかると
急な話にも関わらず職人を集めてくれました



気がつくと、もう8月下旬…
それからたったの三ヵ月弱



そんなたくさんの方々の協力のもと

玄白外観
和食うなぎ玄白

オープンすることが出来ました!