昨夜は、心斎橋で大阪に住む友人と「みずどり」と言う和食屋で一杯。

http://www.mizu-dori.com/

ここのマスターはなんと同郷の福井県出身!

中学も友人と同じ中学で、共通の知人の話で大盛り上がり。


「おまえは店を見つける天才だ!」


と、お褒めの言葉をいただく。





店の扉が開く音がして振り返ると、隣のカウンター席に和服姿の綺麗な女性が座ろうと着物の裾を直していた。




私はまだ気づかない友人に

「隣のママさんめちゃくちゃ綺麗やぞ…」

と、耳うち。

振り返った友人は一気にだらしのない顔に…(-_-)




しばらくすると、女性のお連れさんが現れシャンパンを注文🍾

マスターがそのシャンパンの栓を抜いた瞬間!


と、吹き出して隣の友人の顔にドバーッ!


何故か恍惚な顔をしている友人。





「申し訳ありません!」


と、慌てるマスターでしたが、私は心の中で

「マスター!ナイスパス!」

と、叫んでいました。




私は綺麗なママが頭を下げて謝ってくるので、びしょ濡れの友人を差し置いて、



「ぜんぜん大丈夫です。気にしないでください。」

(ちなみに私には一滴もかかっていない)




と、心の広さをアピールしながら、先日友人が

「俺のスーツはイタリア生地のオーダーだ」

と、自慢してたのを思い出していた…




私はこの流れを逃すまいと


「失礼ですが、どちらのお店の方ですか?」


と、声をかけた。


「この近くです。」


「これから二人で伺ってもいいですか?」


「えぇ、大丈夫です…場所はここのマスターが知ってますので、よろしかったら寄ってください。」




そう言い残し、甘い香りを漂わせ彼女は店を出て行きました。




私はマスターにママの店の料金体系を確認した。

良心的な値段に一安心し、場所を訪ねると



「さっきのお詫びに私が案内致します。もうすぐ店も落ち着くので、これを飲んで待っててください。」


なんと日本酒「作」の限定酒!



でかした!


私はシャンパンまみれになった友人を心の中で労った。(口に出せっ)





その店は雑居ビルの一階にあった。

どこか昭和の匂いがする一角だ。

マスターに案内された店の名前はフランス語だった。



"bi Sorciere"

biは何?

和服姿の彼女には少しミスマッチな感じがした。




ドアを開けると、これまた店名からは想像出来ない昭和の雰囲気の内装に少し驚いた。

6人がけほどのカウンターにボックスが二つのこじんまりとした店だ。



「いらっしゃい!本当に来てくれたんですね!」



ママの素敵な笑顔が一気に店の雰囲気を変える。

ママの他に4人の女性が接客しているが、年齢は30〜40というところか…

 


「おまえ、どストライクやろ?」



友人が私に耳うちする。

私は、若い女性があまり得意ではない。

そういう友人も同じはずだ。


ママはアラフィーと言ったところか…


話を聞くと店はまだ開店して日が浅く、ママは水商売をすること自体初めてだと言うから驚きだ。

しかし、どう考えてもこの美貌はただモノじゃない。

探りを入れること1時間、

遂にママが口を開いた。



「じつは…」



なんと!彼女は美魔女コンテストの常連さんで、美魔女会では有名な人らしい!


bi Sorciere=美魔女


なるほど…



皆さんも心斎橋へ行った際は是非お立ち寄りください!

女の人だけでも楽しめますよ!