先に映画を観てから、大泉洋と監督が登場します。
まず映画なんですけど、泣けるし面白い。
やっぱり大泉洋はうまいですね‼️
これはまだあんまり観てる人がいないと思いますけど、鹿野さんはこういう人だったんだという実話ですから、ネタバレとかあまり気にしないで書こうと思います。
鹿野さんは筋ジス患者で、もう頭と手が少し動くくらいで、体位すら時々変えてもらわないと褥瘡ができてしまうくらい自分では何も出来ないんですけど、自立の為にボランティアを募って親からも離れて生活しています。
世話になってるボランティアにも偉そうなことばっかり言ってるし、題名にもあるように夜中にバナナが食べたいって言って買いに行かせたりするようなワガママを言うんですよね。
そんな偉そうな鹿野さんなんですけど、それは前向きに生きているってことだと思うんですよ。
夢を持って努力もしている。
母親には「早く帰れ、クソババア!」と悪態をついて距離を置いてるんですけど、母親の人生を生きて欲しいからなんですよね。
だんだんと症状が悪くなってきて、人工呼吸器をつけることになって話せなくなって、「おかあさん」と口の動きで母親を呼ぶところ、泣けました。
おかあさんを綾戸智恵がやってるんですけど、おばあちゃんでいいんですけど、ビミョーにセリフが関西弁にスライドしそうになりつつ…でした。
同じ人間だから対等だ、と堂々としている鹿野さんは素敵ですね。
映画の中に出てくるブルーハーツの「キスしてほしい」。
爆弾ジョニーっていう北海道のグループがカバーしてるそうですけど、この歌好きです。
やっぱりYO!オオイズミ、素晴らしい。
映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』@bananakayomovie#大泉洋 さん& #前田哲 監督本日は #大阪 ステーションシネマさまにて舞台挨拶を行いました🍌大泉さんの今日のわがままは…👀📢 #お好み焼き 食べたい‼️でした😋#映画 #こんな夜更けにバナナかよ🍌… https://t.co/lgcygF8wBm
2018年12月05日 20:51
で、その後に大泉洋と監督が登場しました。
私はかなり後ろの方だったので、はっきりくっきりとは見えてないんですけど、監督と比べて背も高くて細くてかっこよかったですよ。
トークの最初の入りは、割と暗めだったんですけど、最初から上の方まで手を振ってくれて、こっちもすごく嬉しくなりました。
舞台が北海道で大泉洋は当然地元のスターですけど、高畑充希も綾戸智恵も監督も関西人だそうです。
綾戸智恵に北海道弁を教えてるのに、監督が「どない?いける?」とか関西弁で話しかけるから台無しになったとか、今日は朝から働きっぱなしってグチを言ったり、面白いんですよね。
ミヤネ屋とtenにも出てたそうで、録画してたらよかったなー。
で、鹿野さんは42歳で亡くなったそうなんですが、調子が悪くなって病院に運ばれて、また持ち直した時に、(責任者みたいな?)一人だけ残して他のボランティアをみんな帰したんですって。
で、その残って付いていた人にも「大丈夫だから寝てきていいよ、ありがとう」って言って、1人になって亡くなったそうです。
ボラの人が自分の担当の時に亡くなるのも精神的にツライものじゃないですか。
誰にも負担を掛けずに亡くなった鹿野さん…。
洋ちゃんがうまく話してくれて、映画本編よりも泣けたかも
(後ろの方までは写ってないでしょうね、きっと)