「彫刻教室の新しい課題作品を彫り始める」 | Classic to Modern デコラティブアート的造形と家具作家の日記

「彫刻教室の新しい課題作品を彫り始める」

 

彫刻教室に通ってくれている生徒さん達がいつかは彫ってみたい

ロココスタイルのレリーフを彫り始めました。

 

 

アカンサスの葉と薔薇のお花を組み合わせたレリーフです。

 

今回はシナ材を使って、台座になる木に接着してから彫り始めます。

 

 

いきなり彫刻刀で彫り始められる訳では無く、まずはパターンを木に

写しとって、糸鋸盤で輪郭を切り抜きます。

 

 

薔薇の花を彫る部分は透かし彫りでは無いので、材料の厚みの約3分の1の

深さまでドリルで削ってあります。

 

 

今回は厚さ28ミリの板を使っています。

この図案に対してこの厚みが適切なのかは実際に彫ってみないと

わかりません。

また材料の厚みによってどんな立体になるかも変わります。

 

すべてはやってみないとわかりません。

 

生徒さん達にとってはハードルの高い課題になりますが、彫り上がったら

とても嬉しい作品になると思います。

 

私が彫っても結構な時間がかかるレリーフなので、気長にプロセスを

紹介していきます。