彫刻教室で額縁の次に彫るホタテ貝。
中世の時代からずっと彫られてきた西洋の木彫の基本的なモチーフです。
スペインを横断するサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の旅でも、
信者はホタテ貝の彫刻を身に付けて歩き続けます。
教室で彫ったホタテ貝は単体でどこかに置いて飾っても良いですが、
もっと素敵な飾り方はないか生徒さん達は考えています。
台座を作ってそれに取り付ければ、額のように壁に飾れます。
また、このように穴を開けてキャンドルスタンドにした生徒さんもいます。
自分の彫った作品を自分でどう飾るかに正解、不正解はありません。
生徒さん達の自由な発想をサポートするのも教える楽しみです。