☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(-10)
2022年 146min.
ネタバレ
頭に来たのでしてやりました
敬称略
監 督
セス・マクファーレン
製作総指揮
ジョナサン・モーン
製 作
スコット・ステューバー
セス・マクファーレン
ジョン・ジェイコブズ
ジェイソン・クラーク
脚 本
セス・マクファーレン
アレック・サルキン
ウェルズリー・ワイルド
音 楽
ウォルター・マーフィー
テッド(声):
セス・マクファーレン
ジョン・ベネット:
マーク・ウォールバーグ
ロリー・コリンズ:
ミラ・キュニス
レックス:
ジョエル・マクヘイル
ドニー:
ジョヴァンニ・リビシ
ロバート:
エイディン・ミンクス
ガイ:
パトリック・ウォーバートン
トーマス:
マット・ウォルシュ
タミ・リン:
ジェシカ・バース
フランク:
ビル・スミトロヴィッチ
スティーヴ・ベネット:
ラルフ・ガーマン
ヘレン・ベネット:
アレックス・ボースタイン
ターニャ・テリー:
ローラ・ヴァンダーヴォート
ジーナ:
ジンジャー・ゴンザーガ
トレイシー:
ジェシカ・ストループ
ミシェル:
メリッサ・オードウェイ
子どものころのジョン・ベネット:
ブレトン・マンリー
その他:
テッド・ダンソン
ノラ・ジョーンズ
トム・スケリット
ライアン・レイノルズ
サム・J.・ジョーンズ
わたし本作、どういう内容かって全然知らなかったんですよ。なんかクマのぬいぐるみが暴れるコメディ映画、くらいですかね、認識してるのは。で、今スタッフ、キャストって調べましたらなんか主役がマーク・ウォールバーグていうじゃないですか……。ひとしきりビックリしたあとで、でもあの演技派がどうコメディ演技してくれるんか、ってちょっと期待もして観はじめたわけです。ただもうひとつ情報は入ってましてね、下ネタの応酬って。だから不安ちゃ不安だったのも事実ではありました。
↑のっけから、これなにもんやねん、てなりました。
設定画面に出てくるこの金髪のプロレスラーみたいなおじさん。不安が的中か、なんてなりましてね。
↑USJには「テッド」のコーナーはないんですかね。
↑これがのちのマーク・ウォールバーグか、というのはわかりますね。
この子のクリスマスのお願いの「親友がほしい」ってのが、なにしろクリスマスっていうだけでかなって、
↑こやつが動いてしゃべる、
ってのがオープニング約5分で語られましたよ。
えと、どうしてそうなったかとかそんなことはカンケーないんですね。少年の願いはとても強いから、ってことだけなんですけど、いやいやそんなやったら毎年クリスマスはタイヘンなことになるやんけ、というツッコミはご法度なのでしょうか。なんなら画面奥に流れ星見えてましたけどね。う~ん、です。
↑リトル・ジョン・ベネット(ブレトン・マンリー)。
まあ・マーク・ウォールバーグに似てなくもないですね。
で、テディ、
↑しゃべってます。
↑そら親もこうなるわな、ではあります。
父(ラルフ・ガーマン)なんて、“Jesus H. fuck!” て叫んでますからね。ああ、そういうね、て感じになりました。ていうかここ、笑うとこなんでしょうかね。まあアメリカ人て、下ネタとか冒涜ネタとか好きな人はほんと好きですからね、そういう人には大ウケなんでしょうけど、日本人にはムリなんじゃないですか。仏様とか神様に悪態、つけます?わたしはムリですよ。じいちゃんが坊さんだったから、ってことを抜きにしてもやっぱりムリですよ。だからもうすっかり入り込めなくなってしまいました。まだ始まって10分も経ってないです。ザンネンでなりませんね。
なんて言ってましたら、
↑全世界に知られることになったらしいです。
動いてしゃべるぬいぐるみのクマがいる、って。まあいいですけどね。でもだれもこれギモンに思わないし、普通だったら政府とかが動いて実験台にされたりって話になっていくじゃないですか。そういうのもないし、ただ単にみんなフツーのこととして受け入れて、なんならヒーロー扱いされて、しかも時が経って忘れられていくという……。いやいくらコメディでもそれはアカンのちゃうの、ってわたしは思いますよ。いや、そういうコメディなんだからそれは受け入れるべきだ、ですかね。だったらわたしにはムリです。そういう映画です。
↑ずーっと親友なんだそうです。
↑マーク・ウォールバーグ(右)はダメダメなやつらしいです。
いや、その設定もどうかなあ、です。たぶん本人は新境地ってことで撮影に臨んだと思うんですけどね、ムリありすぎなんですよ。観ててイタイですもん。なんならもうバリバリのコメディアンのほうがしっくりくるわけです。スティーヴ・マーティンだったら、チェヴィ・チェイスだったら、ダン・アイクロイドだったら、てずっと思って観てました。まあ例えが古いですけどね。
↑4年つきあってる彼女だそうです。ロリーのミラ・キュニス。
ていうかここらへん会話はずっとゲイネタなんですけど、今のご時世そういうの大丈夫なんですかね。2012年の作品ですから13年前ですかあ。厳しくなる直前くらいなんですかね、知らんけど。
↑まあテディはかわいいっちゃかわいいんですけどね。
カミナリが怖いんだそうです。
↑ロリーの勤めてる会社です。
プリマス広告社だそうなんですけど、そのロリーの同僚ってのが
↑ジーナ(ジンジャー・ゴンザーガ)に
↑トレイシー(ジェシカ・ストループ)に
↑ミシェル(メリッサ・オードウェイ)て、
わたしもぜひここで働きたいと思った次第です。
↑これは「フライングハイ」のパロディなんですかね。
んと、「フライングハイ」で「サタデー・ナイト・フィーバー」のパロディをやったシーンがこれとまったく同じなんですね。パロディのパロディということでいいんでしょうかね。まったく笑えませんね。なんか「あーあ」て感じです。
30分過ぎました。おもろなるんでしょうか。ガマンにも限度があるわけです。
その後話はちょっぴり展開します。
↑テディが一人暮らしをする、と。
いつまでたってもテディ、テディって言って自分をないがしろにする彼氏にブチ切れたロリーがテディを追い出した、の図です。まあ追い出したいうか、ロリーがマーク・ウォールバーグにテディと別れてほしい、もうちょっと自立してほしい、って言ったのをマーク・ウォールバーグが受け入れた、ってことなんですけど、なんかそれも意外にあっさりしていて、拍子抜けというかなんというか、観どころが全くないわけですよ。とりあえず30分過ぎて観どころって言ったら、ジーナ、トレイシー、ミシェルだけですからね。
まあね、
↑こういうところとか、そもそもフォルムはかわいいんですよ。
たぶんだからこの見てくれのかわいさと、おっさんの声と下ネタのギャップで笑わせようという魂胆なのでしょうけれども、わたしには違和感でしかないですね。まったくおもしろくないです。
↑こうしてテディの足の裏が汚れたりしてるのは
細かいところの描写が行き届いていていいじゃない、とはなるんですけどね。まあただ単にほんとに汚れてただけかもしれないですけど。
そしたら、
↑フラッシュゴードン、なんですか?
わたし、知らないんですよね。観たことないです。だからフラッシュゴードンって言ってマーク・ウォールバーグもめっちゃコウフンしてましたけど、わたしはこちらの方がご本人かどうかすらわかりません。アメリカの若いやつらもわかるんでしょうかね。なんか映画館全体がシラケているのが目に浮かぶんですけど、どうだったんでしょうか。
ちなみにこれ見てわかりましたけど、わたし冒頭で言った金髪のおじさんがこちらの方だったんですね。でやっぱりご本人だったようです。ふーん、そうかあ、でした。
で、けっきょくテディのせいで4年もつきあってたマーク・ウォールバーグとロリーは別れることになりまして、
↑テディに対してめっちゃ怒ってますけどね、
やっぱりここでも、う~ん、です。だって逆ギレじゃないですか。発端はテディかもしれないですけど、最終的な決断を下してロリーをあきれさせたのはマーク・ウォールバーグなんですよ。で、そういうダメなキャラがまた全然しっくりきてないもんですから、観てて、イタイしかないわけです。
↑テディ、うなだれてますけど、別に何とも、です。
ああ、かわいそうに、とかそんなことこれっぽっちも頭をよぎりませんね。
↑ロリーだけは同情しますけど。
で、そうしてるとテディが
↑ふたりで彼女をとりもどそう、とか言ってますよ。
しおらしい顔してますけど、声はおっさんだし、不安でしかないですね。
でもねえ、なんですよ。本作の評価、世間ではけっこう高いじゃないですか。なんなんですかね。ひょっとしたらここからおもしろくなるんでしょうか。残り約40分ですよ。どうなんですかね。わたしの感性がおかしいのでしょうか。もうなんか頭パニックになってきました。
↑ノラ・ジョーンズ、だそうです。
わたしそういうの疎いですからわかんないんですよね。まあアメリカの映画ですから、知らないわたしが悪いんですし、だからそこを映画自体の評価にはしませんけど、けっこう日本でもメジャーな方なんですかね。めっちゃかわいいですけどね。それはわかります。日本でいうと誰なんでしょうか。歌姫ということなら、んーと、えーと、……。わたし、日本の歌謡事情もよく知りませんでした。わたしはさだまさしとチャゲアスで止まってる世代です。すみません。
↑歌っておられます。へったくそですけど。
フラッシュモブの一種なんですかね。テディがノラ・ジョーンズと仲良しで、ノラ・ジョーンズのコンサートに来てるロリーに愛を伝えようと歌わせる、ということですね。もういくらなんでもやりすぎですね。実際にこんなことしたらほかの観客黙ってないでしょうに。ブーイングの嵐ですよ。なんならもの投げられて、帰り道で刺されますって。なに見させられとんねん、て。
↑まあ感激したみたいでなによりではありますが。
そしたら
↑ここで一波乱です。
あの歌のあとテディがロリーの家に行きましてね、マーク・ウォールバーグとの関係を修復しようと説得するわけですよ。で、じゃあってんでロリーはマーク・ウォールバーグと会って話をすると家を出ますね。テディは、ヨリが戻ったらもう二度とふたりの前には姿を現さないって誓ってロリーの帰りを待つわけですよ。まあべつに二度と現れなくしなくてもいいのじゃないかとは思いますけどね。それはそれでテディの決意表明なんでしょう。それはいいです。で、その待ってるとこへこのふたりがやってきた、というわけです。
えとこのふたり、親子なんですけど、前のシーンで、マーク・ウォールバーグにテディを売ってくれって言いに来たサイコ親子なわけですよ。これでなんか風雲急って感じで盛り上がるのかなあ、ってちょっと期待してみることにしましたよ。
↑ただこちらの方はすっかり別れを決意してましてね、
↑お別れを告げて出て行ってしまいました。
まあ、でも、ですよ。あ、じゃあけっきょく最後はテディ誘拐事件とかが勃発して、それをふたりで解決してヨリをもどすってパターンかあ、てなるじゃないですか。しかもそのとおりになりますからね。嘆息しかないですよね。
↑予期せぬカーチェイスはありましたけど、
べつだんこれといってハラハラドキドキがあるわけでもなく、大団円と呼ぶにはホド遠い出来で。しかもそれに輪をかけるように日本語字幕がサイアクです。だって、「星一徹」とか出てくるんですよ。もうこれクソじゃないですか。世界観台無しですよね。まあ本作に限っての世界観はいいとは思えませんけど、アメリカの映画っていう広義の世界観で言ったらほんと台無しですよ。
で最後はテディ、サイコ親子のせいで
↑こんなんなっちゃいましたけど、
咳き込んだりしてるわりに悲壮感はまったくないですし、なんの感動もありません。
ラストも読めてますし、ありふれてるし、あーあ、スピルバーグだったらいい映画になったんだろうなあ、てふと思ったのでありました。
カメオでは
↑トム・スケリット(左)や
↑ライアン・レイノルズ(右)なんて出てましたけど、
いくらカメオとはいえ、ムダ使いの様相です。
ていうかトム・スケリット、老けましたねえ。ジーン・ハックマン、クリント・イーストウッドと同い年ですかあ。またまだご健在ですが、もう役者業は引退されてるんですかね。本作当時は79歳。ちょっと気になる老け方でしたけど……。「トップガン」でトム・クルーズの教官ヴァイパー、「エイリアン」ではダラス船長を演じておられた名優ですよ。
↑ロリー含む4人の美女に免じて
★ひとつかな、なんて思ってたんですけどね、いやこれ、最後の最後でブランドン・ラウスをコケにしたので☆マイナス10でええわ、となりました。
↑マジでムカつきました。
もう二度と観ません。
今日の一言
「スーザン・ボイルが一番笑った」
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