★★★☆☆☆☆☆☆☆

1996年 99min.

ネタバレ Yes, I did!

敬称 一部あり

 

 

 監督 金子修介

 製作総指揮 徳間康快

 製作 土川勉、佐藤直樹、南里幸

 脚本 伊藤和典

 音楽 大谷幸

 

 渡良瀬佑介:永島敏行

 穂波碧:水野美紀

 花谷:石橋保

 帯津:吹越満

 草薙浅黄:藤谷文子

 大迫勉:蛍雪次朗

 真野:梶原善

 石田:田口トモロヲ

 雪乃:坂野友香

 佐竹:長谷川初範

 野尻明雄:川津祐介

 笹井:沖田浩之

 師団長:辻萬長

 大野一等陸佐:渡辺裕之

 穂波碧の両親:ベンガル、角替和枝

 その他:小林昭二、田口浩正、前田亜季、関谷亜矢子

 

 

 1作目が傑作でしたからね。さあ2作目はどうしてくれる?とまあこれワクワク感満載で観に行ったわけです。レギオンて何?みたいな。そもそもは新約聖書に記されている悪霊のことだそうですけれどもね、本作では宇宙怪獣ということだそうでしてね、ん?ゴジラとちゃうやろな、との不安がよぎったのも確かなのではありました。

 

 で。

 

↑あ、てなりました。

 

 冒頭でなぜかクズ外人にクソみたいなど下手演技させるってのはゴジラのほうの専売特許だったわけで、それがなかったから素晴らしい、ってのは1作目の「ガメラ 大怪獣空中決戦」で言ったところだったのですけれどもね、早々に裏切られる形となって、ちょっとヤバいかも、と身構えることとなりました。

 

↑主役はこの方、水野美紀。

 

 若っ、て。めっちゃかわいいです。

 

↑川津祐介。そんな主要人物ではないですけど。

 

 でも懐かしいですね。2年前に亡くなられましたけど、名優ですよ。ものすごく優しい方だったそうで、撮影現場でもその気配りは見習うところだらけだったみたいでして、そういうところもやさしそうな風貌に現れてますね。

 

 ところでこの写真、ふと後ろに目をやるとなんか科学特捜隊みたいで、わたし出だしからイヤな気しかしておりませんよ。

 

↑沖田浩之。時代ですねえ。

 

 ただこの人、亡くなったのってこんな最近やったっけ、とは思いました。本作公開が1996年でしょ?その年はもうわたし結婚してましたからね。なんかわたしが中学生くらいの時に亡くなったんじゃ、て思ってましたよ。

 

↑左が石橋保、右が永島敏行。

 

 永島敏行は最近見ないですけどね、どうしてるんでしょうかね。

 

 そうこうしてるとどんどん不安要素が出てきますよ。海外でのテレビニュースで、

 

↑いや、これ、どっからつれてきたん、て。

 

 どう見てもニュースキャスターには見えないですよ。知的要素も見られないし、なんか原宿あたりを歩いてた外人連れてきた、みたいになってますね。

 

↑吹越満。

 

出てる役者はみんな若いですけど、みんないい役者さんですよ。この人は全然変わってませんけど、やっぱり演技はすばらしいです。

 

↑ここでさきほどの科特隊の正体が明かされます。

 

 水野美紀、受話器を取って「はい、青少年科学館です」て。ま、「科学」はかぶってましたね。

 

 ていうかいまわたし「水野美紀」って入力しようと思ってひらがな変換で「みずのみき」って打って変換したら「水飲み器」ってなって、しばし笑っておりましたよ。

 

 それはそれとして、電話、なんか電波の状況が悪くて聞こえない、って水野美紀が言ってましたけど、わたしにはちゃんと聞こえましたけどね。「緑色のなんかオーロラみたいなのが見えるんですけど」て言ってました。そしたら、

 

↑ね、オーロラ。支笏湖のほうらしいです。北海道だったのですね。

 

 そこで水野美紀は川津祐介といっしょにそちらのほうへ向かいますが、

 

↑車はなぜか止まってしまいましたよ。

 

 でもさすが川津祐介、

 

↑めっちゃ冷静ですよ。全然アセってませんね。

 

 わたしはゼッタイにこんな冷静ではいられないですよ。だってこわいじゃないですか、こんな雪だけでまわりなんもないようなところ、しかも夜に。さすがとしか言えないわけですね。水野美紀も、ちょっと見てきます、とかいってヘーキで外に出ましたしね。なぜか明るいですけど、ほんとは真っ暗ですよ、きっと。ゼッタイムリなわけです。

 

 そしたら、

 

↑ものすごく偶然に自衛隊が現れてバッテリーつないで車を動かしましたよ。

 

 でもね、なんで自衛隊の車は動いてたんですかね。そもそもですね、これ車が動かなくなってしまったときに川津祐介は「強力な磁力が働いている」って言ってんですよ。オーロラとなんか関係があるんでしょうね、きっと。で、そもそもここが磁場なら、バッテリーつないだって車は動かんでしょうに。

 

 いやなんかですね、ここまでわずか10分ですけど、「?」しか見えてません。まあされど10分ですかね、まだ10分なわけですから、とりあえず気を取り直してみようとは思いました。

 

↑善ちゃんこと梶原善。

 

 若いときはなんかキモかったのですね。歳とってあんな名脇役になるとはだれも思わなかったことでしょう。わたし大好きな役者さんですよ。

 

↑蛍雪次朗。

 

 この方はシリーズを通して出ておられたのではなかったですかね。都度違う役で。この方も好きな役者さんです。

 

↑ここのシーンは時代を感じましたよ。

 

 ケータイを出して電話をかけようとする水野美紀に吹越満が「コンピューターの前ではケータイはダメです」て。ケータイが普及していなかった時代なのですね、1999年。そういうところはやっぱり映画ですよね。歴史なわけです。

 

↑めっちゃかわいいです。わたし「うっわ」て言いましたよ。

 

 でもね、なんか突っ込みどころも満載なわけですよ。

 

↑真冬の北海道でこんなミニある?て。

 

↑レギオン登場です。わたしここはフツーにビビりました。

 

 で、次の瞬間、

 

↑犠牲者が……。

 

 お、本気度でてきたか、なんて思ったわけです。

 

 でもね、安心してはイカンのですよ。

 

↑レギオンの目線映像なんですけどね。

 

 赤外線かなんかですか?これでは「プレデター」ですよ。

 

↑で、レギオン退治に道警がたくさん動員されましたが、

 

↑レギオンもたくさんいたわけですよ。

 

 「エイリアン2」じゃん、て。

 

↑これは「ゾンビ」だし……。

 

 いろいろ取り入れているという気持ちはわかりますよ。バッタもん感はなく、そういう意欲的なところは最初は好感持ててたんですけど、こういくつもいくつもやられると、へきえきしてしまいますよ。オリジナル性はないんか、て。

 

 そういうダメダメ感は、特撮にも出てしまってます。1作目はあんなにすごくって、わたしも称賛の嵐だったのに、

 

↑なんか壁が落ちたりしてますけど、

 

↑どれ見てもミニチュア感満載なわけですよ。明らかに質が落ちてますね。

 

↑これはマンモスフラワーですし。ウルトラQの。

 

↑これですね。こちらが本家マンモスフラワー。ウルトラQの。

 

 アングルまでいっしょですわ。う~ん、てなりますよね。だって円谷プロは東映ですよ。ガメラは大映じゃないですか。なにしてんねん、てなっちゃうわけですよ。プライドどこいったんや、て。

 

↑なんかずっと指さしてるヤツいるし。

 

 こいつ、となりの男と友達なんですかね。でも一言もしゃべらず、顔を見合わせることもなくこの姿勢のままずっと指さしてる……。

 

 いやいや、これほんと1作目と同じ監督なんですかね。同姓同名の別人じゃないかと思ってしまうほど、わずか2作目にして劣化してるわけです。

 

↑さきほどの地下のエイリアン2事件で生存者がいたそうでして。

 

 え、こんなにたくさんおったん?となりますよね。おいおい、なんて思ってたら、生き残ったのにはなにか理由があるはずや、と言ったりはするんですよ。でも言うだけでしてね。そこは掘り下げんのかい、てなりますよね。

 

 次のシーンでも、

 

↑右の人が左の人から「避難誘導順調です」て報告受けましてね、

 

 そのあとすぐに回れ右して車に乗り込んで、

 

↑基地で報告するんですよ、「避難誘導順調です」って。

 

 いやいや、なにムダなことしてんねん、てなるじゃないですか。でもね、これこの時間帯はすっかり無線が使えないってことになってましてね、だからそれを具体的に説明しようとしたシーンなわけですよ。ケータイは普及してない時代に無線が使えなかったらこうするしかない、みたいな。なるほど、それはムダではないわ、てなるんですけど、じゃああんた、報告内容もうちょっとなんとかしとけよ、ともなるわけです。いくらなんでも「避難誘導は順調です」だけでは、それは間違いなくムダじゃないですか。なんなら基地に報告しにきた時点では時間が経っちゃってて、避難誘導はもうすっかり順調じゃなくなっちゃってるかもしれないじゃないですか。脚本も劣化しとる、となるわけです。1作目と同じ人ですからね、脚本家も。まさかふたりそろって同姓同名の別人なのでは、と思いたいくらいでしたよ。

 

 さて、そうこうしてますと開始30分近くで我らが水野美紀が唐突にマンモスフラワーがしようとしていることをひらめきますよ。いわく、

 

↑どうやらマンモスフラワーは自爆して種子を宇宙に放出しようとしている、だそうです。

 

 なんの根拠もなく、いきなり「閃いた!」て感じで。もうどうのしようもないです。

 

 で、自爆するとどうなるかってシミュレーションしてて、いやいやその爆発は壊滅的被害をもたらすからゼッタイに阻止せなアカン、言うとられます。確証はないんですよ、自爆するっていう。でももうすっかりその方向で話が進んでいくわけですよ。

 

 まあ、それならそれで、じゃあレギオンはどうからんでくるのか、っていう興味は沸きますけどね。

 

 なんて言ってましたら、

 

↑ガメラ登場です。けっこうもったいぶりましたね。わたしそういう演出はキライです。

 

 ま、それはそれとして、「ガメラ確認っ!」て。いやまあジレたりはしてませんでしたけどね、いちおうここまでノンストップでは来てますから。退屈ではありませんでしたからね。突っ込みどころ満載ではありましたけど、突っ込んでるあいだに時間が経っていく、みたいな。まあガメラ、ですから、満を持して、という感じでしょうか。

 

↑そしてガメラは飛ぶのですよ。

 

 ここの特撮は素晴らししいですね。言うたら、飛べる分だけゴジラを上回ってますからね。

 

↑今回もこうしてシルエット的な魅せかたはいいじゃないですか。カッコいいですよ。

 

↑ここはもうほんと純粋に、スゴイです。

 

 いやね、すごいところはすごいんですよ、こうやって。でもダメなところはとことんダメダメで、たとえば例のマンモスフラワーだって、さっき水野美紀が、種子を飛ばすために自爆するけど爆発したらトンデモなことになる、って言ってたじゃないですか。でもガメラがこうやって自爆する前に攻撃して爆破するんですけどね、

 

↑いやこんだけで済むのか、ってなるわけですよ。

 

↑札幌は、燃えてます。

 

 ここは違和感ないですよね。特撮シーンもこうなんですよ。ミニチュアまるわかりだったり、そうかと思うとまったく違和感なくってすばらしかったり。

 

↑ここのガメラもカッコイイいじゃないですか。

 

 ご満悦感出てますよ。ところが、ガメラのおかげでマンモスフラワーやられてしまったわけですけれども、その残骸から

 

↑びっくりどっきりメカ出てきまして。(わかりにくいキャプチャーですみません)

 

 ここは笑ってしまいましたけどね。で、

 

↑あっという間に覆われてしまいましたよ。

 

 わたしもっと笑いました。まさにヤッターマンやん、て。まあでもこうやってガメラって、人類の味方だけどちょっと弱い、ってのがいいのではあるのですけれども。

 

↑そうこうしてると石橋保がとつぜん聖書の一説を暗唱したりしましてね。

 

 いやいやそれはどうなのか、と。日本人じゃないですか。アメリカ人じゃないわけですよ。けいけんなクリスチャンなのかもですけど、日本人ていうか邦画にこれは違和感しかないです。なんかアメリカの映画を意識しすぎてる、いうか。鼻についちゃうんですよ。

 

↑ここはふつうに永島敏行がうらやましかったですけど。

 

↑で、やっぱりこうしてミニチュア感、という……。

 

 いやほんと、どうしたガメラ、ですよ。1作目であんな衝撃与えといて、なんで2作目でこんなに落とすのか、訳わかんないですよ、こっちは。

 

 40分過ぎまして、

 

↑セガール娘が出てきました。

 

 まあ、演技は相変わらずでしたね。それよりも、わたし隣の女の子の方が気になりましたよ。

 

 で、核心に迫ってきます。時間的にもそういう流れなのでしょうけれどもね。

 

↑レギオンの正体が何か、って話です。

 

 水野美紀の家で、永島敏行と吹越満の三人で話してるわけですよ。ここはおそらく一作目の、中山忍、小野寺昭、伊原剛志が三人で焼き肉食べながら、の場面と同じとりはだシーンを再び、ってことだったのだと思うのですけれどもね。でもそれ、いやいやいや、でしょうよ。

 

 1作目は、ガメラの根源的なところを掘り起こして、ガメラ自体の何たるかをしっかりと肚落ちさせるという、よく考えられた感動的ですらあるシーンでありましたよ。でも今回は完全に製作陣の創造物じゃないですか、レギオンて。要するに長い長い昭和からのガメラシリーズでは完全なニューキャラなわけですよ。それの説明をされても、ほほうなるほど、とは決してならないですよね。そんなん勝手にいくらでも理由付けできちゃうじゃないですか。わたし、「スター・ウォーズ」9部作と、この「ガメラ」3部作が完全にダブってしまいました。後付け、後付けってもう後発作品は後付けの応酬、みたいな。1作目を踏まえての2作目だと期待していただけにザンネンでなりませんね。

 

↑ここはこんなにカッコよくってすごいのに。

 

↑直接対決だってワクワクするわけですよ。

 

 ちゃんと子供心はくすぐられるわけです。

 

↑ここなんかわたし、おおおーっ、て言いましたよ。

 

 でもすぐ、

 

↑ええぇぇぇ……、となっちゃうわけです。

 

 そもそもわたしここでハタと思いましたけれど、1作目でガメラって人工物で、エネルギー源はプルトニウムだ、って、だからプルトニウム積んだ船が襲われるんだ、って言ってましたよね。今回それはどこいったんでしょうね。まったく触れられてないわけですよ。1作目でいろいろ理由を説明したから、ハイおしまい、じゃイカンのですよ。なのに次のシーンでは、

 

↑レギオンの種子の発射の理由や今後の対応、

 

↑なぜレギオンが種子の発射のときにガメラを襲わなかったのか、

 

 なんてことを議論したりなんかして、そういうところは違和感なく受け入れられるわけですよ。仙台は消滅してますけどね。

 

↑こういう画像はやっぱり世紀末感が出てていいですよ。

 

 これは製作陣のこだわりを感じますね。ただ、反戦をテーマにした「ゴジラ」よりは説得力に欠けますけどね。そこらへんがこのシリーズの難しいところではあります。だからこそいろいろの違和感を払しょくしないと、観ているほうはナットクできないわけです。

 

↑こちらが製作総指揮の徳間康快(とくまやすよし)氏ですね。

 

 徳間書店を作られた方ですが、あまりの政府高官ぶりにわたし笑ってしまいました。

 

↑小林昭二さん。なつかしいなあ、て。

 

 いやでもこの方、ゴジラのほうじゃないんか、とは思いましたよ。ムラマツキャップですからね。ウルトラマンはやっぱり円谷プロ・イコール・ゴジラじゃないですか。どうなんですかね。ヘッドハンティングでもしたのでしょうか。ちなみにわたしにとって小林昭二さんはやっぱりキャップですね、おやっさんではなく。(昭二は「あきじ」と読みますよ。「しょうじ」ではないので、念のため)

 

↑ここもねえ……。

 

 セガール娘「ガメラは生きてます。必ず復活します。だって……」

 水野美紀 「だって?」

 セガール娘「ガメラはレギオンを許さないから」

 

 て会話なんですけれどもね、これも1作目の伊原剛志による「ガメラは味方です」とかセガール娘の「来るよ、ガメラはきっと来るよ!」のような感動はないわけですよ。(ぜひ1作目のレビューを参照してください。もっかい載せときますね。こちらのリンクで飛んでください。→「ガメラ 大怪獣空中決戦」)なんかセリフもやっぱりムリヤリ感があって、すごく薄いんです。

 

↑石橋保が「これが済んだらおごらしてください」て、

 

↑吹越は「喜んで」て。

 

 う~ん、これもちょっぴり違和感ですよ。だって自衛隊員ておごるおごられるっていいんですかね、て。国家公務員じゃないですか。有事の事態だから何でもええやん、ではないと思うんですね。そういうことがちゃんとわかってて脚本書いてんのか、ってこっちはもうすっかり疑心暗鬼なわけですよ。おごるほうならいいんですかね。

 

 もうね、どうも1作目のときの感動がまったくないんですよ。2作目のサガ、とでもいうんでしょうかね。とにかく脚本がザンネンでならないわけです。せっかくあんないい映画だったのに、て。そもそも1作目から引き続きの出演て、セガール娘と蛍雪次朗だけ、て、いやいや1年後でしょ?伊原剛志と小野寺昭と、なんなら中山忍だってどこいったん、てなるじゃないですか。なんでこんなことしちゃったのか、もどかしいばかりです。

 

↑こういう特撮はやっぱりいいわけですよ。

 

↑すごいじゃん、て。ほんともったいないです。

 

↑こういう方も出てましたね、渡辺裕之。違う意味でザンネンです。

 

↑辻萬長(つじかずなが)さん。時代劇感満載ですけど、師団長にはピッタリですね。

 

 配役は素晴らしいんですよ。中山忍のように演技ど下手なのはいないですしね。演技のできないクズ芸人(ダンカンみたいなの)のようなヘンなやつもいないですから、こういうところは「ゴジラ」との差は歴然としてるわけですよ。なのに肝心なところでは、

 

↑第一次防衛線突破、なんて言ってるのになんのパニック感もなく普通に歩いてきて通過してるし。

 

 やっぱり弱いんですよ、なにもかもが。

 

↑ちょっと休憩してたガメラは復活です。

 

 ガメラの「ちょっと休憩後の復活」はデフォルトですけど、今回もいいところで復活してきました。まあでもそれはアリですよ。ていうか、アリにする理屈を1作目でつけた、という感じでしょうかね。守護神だから、ていう。復活しなきゃイカンでしょうよ、ということですね。

 

 なんかほんとこれ、いいところと悪いところが入り乱れてるのですね。でもいいところのほうが断然少ないですから、そりゃわたしのも伸びないですよ。この時点で4つくらいがせいぜいやなあ、て思ってました。

 

↑小さいレギオンたちは知らん間に「羽レギオン」て呼ばれとりました。

 

 いや、ネーミング……。ここでもガックシです。でも

 

↑ここは普通にすごいですしね。そうかと思うと、

 

↑レギオンのアップはもうまんまプレデターですから。

 

 オリジナル性のなさも気になってしまうわけですよ。

 

 ラストへ向けて、大げさにしたかったのでしょうけれども、ことごとく「?」となりますよ。

 

↑ガメラ、レギオンの角をつかんでたと思ったら簡単にとれちゃいまして、

 

↑レギオン、キレます。で、

 

↑ガメラ、やられます。

 

 これはもうされたらゼッタイにアカンやつじゃないですか。イタイイタイイタイ、て。なのにガメラ、ヘーキなわけですよ。いやこれでヘーキならさっきのちょっと休憩なんて全然不要じゃないですか。

 

 で、やっぱりガメラ

 

↑さっきのレギオン以上にキレてます。

 

 白目むいてますからね。そりゃあもう「激怒」通り越して「憤怒」ですね。

 

↑そしたらレギオンになんか起こりました。

 

 いやこれ、しっかり観てましたけど、なにがおこったのかさっぱりわかりません。ガメラが白目むいてキレたと思ったらレギオン消滅、みたいな。え?なにがあったん?てなりますよ。

 

↑なんかドヤ顔であたり見まわしてましたけど、

 

 わたし、ガメラ、自衛隊に敬礼するんじゃないかと思ってしまいましたよ。嘆息とともにラストを迎えてしまったのでした。

 

 ほんとラストで何が起こったかまったくわからず、さきほどの評価からさらにひとつ減らして、3つということにしました。一応本作は3作目につながる話だそうなので、3作目に期待いたしましょう。不安しかないですけどね。

 

 

今日の一言

「↑え?北海道?日本デカすぎんか?」

 

 

レビューさくいん

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