ご覧いただきありがとうございます。
今回はちぎりミルクパンです
朝食やサンドイッチなどに向いています。
簡単にちぎり食べられるので忙しい朝
にはいいですね。
パンの誕生からちぎりパンの誕生までの壮大な歴史を調べてみました。
今から8,000から6,000年前、古代メソポタミアでは、小麦粉をこねて焼ものを食べていました。
発酵パンのはじまりは、古代エジプトと言われています。
おいしく膨らんだ発酵パンはギリシャにも伝えられ、専門のパン職人も誕生しました。
ギリシャでは、パン職人がワインを使ってパンを発酵させる方法を編み出し、大好評を博したのです。
パンが一気に主食として定着したのは、共和制ローマ時代と言われています。
量産できるようになると、パンは主食として世界中に広がっていきました。
14世紀には多くの国王が、パン作りの研究所を設けていたそうですよ。
現代私たちが食べているパンの原型ができたのは、18世紀のことです。
顕微鏡の発明で、パスツールが微生物を発見❗
発酵が微生物の働きによることを発表したのもパスツールです。
日本で小麦の栽培が始まったのは弥生時代。小麦粉を練って食べる食べ方は中国から伝わりました。
けれども発酵させて膨らませる「パン」が日本に初めて伝わったのは戦国時代と言われています。
フランシスコ=ザビエルは日本でもパン作りを始めたのですが、キリスト教が禁じられたため、パンはいったん日本から姿を消しました。
江戸時代になると、軍学者が海外からの攻撃を免れるための作戦とパンを練るようになりました。
江戸時代が終わり、鎖国が解かれると日本でもパン作りが行われるようになりました。
明治2年には「木村屋総本店」が誕生。
日本人の好みに合うよう、あんパンを発明しました。
「木村屋総本店」は今の日本の最古のベーカリーです。
そして時は進んで昭和 平成 令和
日本のホームベーカリーの普及率をご存知ですか。
2012年にはなんと5軒に1軒がホームベーカリーを所有しているという調査結果があるそうです。
確かにブームでしたよね。
ホームベーカリーが日本で初めて作られたのは1987年のバブル真っただ中の時期でした。
それが今や日本では、パンを家で焼くのは当たり前ですね。
パン生地をこねる手間が軽減されたことで、家庭でも様々なパンが生まれるようになったのですね。
キャラパンをくっつけたちぎりパンが雑誌などに取り上げられてブームとなったのは、2015年ごろ。
InstagramやTwitterに可愛い写真がアップされているのを見ると、みんな真似したくなってしまいます。
Backa晶子さんの著書、「日本一簡単に家で焼けるパンレシピ」は、ちぎりパンブームの火付け役とも言われていて、シリーズ120万部を超える大ヒットとなりました。
まだまだパン作りブームには発展の可能性がありそうですね。
実際、「ねじりパン」など新たなパン作りもSNSで広がってきています。
ちぎりパンでもヨーロッパの パン大国、ドイツのちぎりパン「アインバック」
というパンがあるそうです。
ドイツ語で「一つにまとめて焼く」という意味があります。
発祥の地、ドイツでは大人数のパーティやランチの時に、このパンを大勢で食べるのだそうですよ。
連結した状態のパンを、みんなでちぎってワイワイ食べるのだそうで
す。パーティで食べたら、盛り上がりそうですね!
では本題に入りましょう。
今回はちぎりパンをネットの投稿からレシピを頂いて
作ってみました。
まだ作ってない方は参考にしていただけたらと思います。
ひと口ちぎりミルクパンレシピ
バター以外のすべてを合わせてよく捏ねる
(生地はかなりべとつきます)
生地がボールから離れてまとまってきたらOK(20分)
一次発酵 レンジでやりました。
30℃で50分
一次発酵を終えたらバターを練りこんで
生地を滑らかにしていきます。
(バターは室温にしておきます。)
二次発酵を終えたらカードで16分割
二次発酵終えた生地はやさしく押して
ガス抜きを行います。
少し粉を打ちながら丸く成形します。
15分ベンチタイムを設ける
再びレンジ発酵20分
生地が倍に膨らんだらOK
オーブン190で20分で焼きました
焼き上がりましたので
型ごと、2cmぐらいから落とします。トン
今回のポイント
①16分割する時は粉を付けながらやると
分割しやすいです。
②冬は発酵しやすいように
イーストと砂糖に人肌に温めた牛乳をあわせて
予め発酵を促してやると早く発酵します。
③全体に生地の感じが「何か柔らかいなあ」と感じた時は
粉を足しながら混ぜていくといいですね
(今回は雨降りで湿度も高かったので)
こちらをプチ押していただけると励みなります
↓↓