皆さん、ビックデータやら

DXやらでデジタル化を進めています。

 

 

特にDXの本来の目的は

デジタル化によって既成概念に革新を起こす。



みたいな感じですが

 こと飲食業においてのDXは



「作業効率の向上」という

単純な経費削減目的だけにしか使われてない気がします。

 

 

ぶっちゃげ、経費削減って

いくらの話なのか分かりませんが



中小企業が高い投資をし

DX化による効率化を行ったとて



その原価や人件費の額は

たかが知れています。(大企業は別)

そもそもマンパワーでできるレベル。

 

 

もっというと、DXで得たデータは

集めれば集めるほどビックデータとなり

その情報を元に

より良い先の未来を創る。



という「先の事業を成長させるツール」

が、DXであるはず。



でもそのデータや情報を

ただの経費削減、経費効率化だけにしか使わないなら、あまり意味はない気がします。

 

 

客単価の動向を正確な詳細データで集めたり

性別や年齢、来店構成を把握したり、その属性による好みの傾向を集めたり、どの時間にどの商品が

どの価格帯で、どの組み合わせで売れてるのか?



やろうと思えばほぼ無限にできますが…

 


その情報をどう使うのか??

という点と。

 

 

そもそも「データは正確」ではなく

「目的に合わせたデータは正確」という点。

 

 

例えば、日本人の平均年収は◯◯◯万円です。

というデータがあったとします。

 

 

でも、それは隠居された非労働人口も含まれてますか?



それとも働いている労働人口で

割ったものですか?



それとも全人口で割ったものですか?

0歳児も入れてますか?それとも働ける15歳からですか?

 

 

条件によって全く数字の見え方は違う。

どれを使いたいですか?

何をしたいかによって使うデータは違う。



データを鵜呑みにしてはいけない。

データをみて「何か違う」という直感を信じる。



でもその直感は

日々研いでないと身につかない。

 

 

例えば、携帯の普及率は◯◯%です。

っていうデータがあったとします。

 

 

それは成人1人当たりの普及率ですか?

1人で5台持ってたら?契約がいらないプリペイドの台数は?

海外のシム使ってる携帯は含まれてますか?

 

 

条件によって全く違う。

 

 

なので、「データは正確」ではなく

「目的に合わせたデータは正確」ってことで

 

 

日本で携帯向けに何かを打ちたいなら

複数台持ってても、1台と数え



「日本在住の日本の携帯を使っている数」

を調べるべきで

 

 

それ以外は

「目的から外れた、間違った正確なデータ」

という事になると思います。

 

 

何が言いたいか?というと

数字は正確だけど、正しく把握するには「直感」が必要。

 

 

正しく把握した数字を

どう生かすかも「直感に基づく独創的な発想」が必要。

 

 

「直感を数字で検証すること」が大事で

数字に合わせて発想するのは本末転倒。

 

 

っという事が多々あるので

日々、データだけを信じないように

気をつけています。

 

 

っていう話でした。

 

 

そしてここで

いきなりの告知です。

 

 

高田馬場にもうすぐオープンする

「炊きたてあり〼」

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

少しだけお手伝いしています。