ロジカルツリーっていう

よく知られたフレームワークがあって

まぁ要するに、複雑な問題の根本的な原因を探し出す。

 

 

っていう感じです。

 

 

 

 

 

 

 

上の画像のやつは単純すぎて参考にならないですが

まぁ考え方はこんな感じです。

 

 

結論、言いたいのは。

物事はとてもシンプル。

ってことだけです。

 

 

っていうか複雑な事を

シンプル化させることが重要かなと思います。

 

 

ほぼ全ての事象は

その性質が劇的に変化するシンプルな「点」がある。

 

 

水が氷になる温度は0℃で

水が沸騰し気体に変化する温度は100℃。

 

 

水という液体が固体になり

水という液体が気体になる。

 

 

そもそもの性質が全く変わる点。

基点です。

 

 

これを瞬時に察知する人たちが

稀にいます。

 

 

 

 

image

(画像は関係ありません。みんな痩せたり太ったり大変だなぁ・・・の図)

 

 

 

 

業績が悪い。

商品が悪いのか。

価格か。

サービスか。

クオリティか。

ターゲットか。

モチベーションか。

 

 

ある会社さんで

売上は良いけれど、原価率が高い。

っていう店舗さんがありました。

 

 

色々とはしょりますが

全ての商品や、全ての仕入れを見直した結果。

 

 

200アイテムぐらいある中で

「サーモンの歩留まり率」が

全ての原価を引き上げてる要因でした。

 

 

この1点のみです。

 

 

これが基点になり

原価は数%、すぐに落ちました。

 

 

ですが。

果たしてそれが本当に基点でしょうか。

「サーモンの管理」が基点でしょうか。

 

 

数値が下がった要因は

確かに「サーモンの管理」ですが

基点ではない気がします。

 

 

そもそも「原価が高い」

っていう、その要因を詳細に調べるには

 

 

膨大な商品数全ての原価見直し

膨大な仕入れアイテム全ての仕入れ値の見直し

 

 

それをした後

日々、正確な計量と正確な検証を繰り返さなければなりません。

かなりの労力と忍耐力がいる作業です。

 

 

これがブレると

正確な数字が集まらないので

根本的な要因は一生分かりません。

 

 

これが普通の会社はできないんです。

そう簡単なことじゃない。

 

 

でも、その会社さんはそれができる素晴らしい会社でした。

それが「基点」です。

 

 

会社の強みを見つけたことが

まず一つの「点」で

 

 

その「忍耐強さや正確さ、実直な企業風土」をいかに伸ばすのか?

が、根本的なやるべきことで「基点」

 

 

会社の強みを伸ばすことで

全ての事象を劇的に変えられる基点を知れた。

 

 

じゃ、その強みを伸ばす基点は

次、どこにあるのか??

 

 

そんな事をやっています。

 

 

飲食店であれば

クオリティを上げる為

マニュアルを入れたり、研修をしたりしても

 

 

そもそも作業量の多さに起因してるかも知れませんし

機材の劣化かも知れませんし

 

 

本当は人間関係が原因かも知れません。

そしてその人間関係は、休日の少なさに起因してるかも知れません。

 

 

クオリティ=技術

 

 

っていう単純なものではなく

根本的な要因は、思いもよらない事の方が多いと思います。

 

 

何をするにしろ

表面ではない、本質を見極めていこうと思います。