毎月店長/社員を集めて

数字の話だけをやってる田野です。

 

 

数字ってとても大事ですが

一番大事な事は「違和感を感じるまで数字に向き合う」

だと思います。

 

 

数字は正確性がとても大事で

間違えた数字を見ていると

間違えた感覚が身に付きます。

 

 

その「違和感」を感じるかどうか重要ですが

それには数字をずっと注意深く

継続的にみている人にしか身に付きません。

 

 

昨日の原価率いくつでした?

昨日のシフト時間数って何時間でした?

昨日の日割り家賃いくらでした?

昨日の人時売上いくらでした?

 

 

これ答えられない時点で

もう絶望的です。

 

 

わたしはもちろん、全店舗、全業種

全法人、全て即答できます。

 

 

だから、少しでも数字が動くと

違和感しかない。

 

 

この「違和感を感じる」がとっても大事で

この感覚は99.999%の人が持ってないです。

 

 

これは断言できます。

 

 

理由は簡単で

違和感を感じない程度にしか数字をみてないか。

全く気にしてないか。のどっちかが大多数。

 

 

そしてあとひとつは

「違和感に理由を付けるから」

だと思います。

 

 

売上が下がったのは

GW後だから。とか。

 

 

人件費が上がったのは

新人が多いから。とか。

 

 

原価が上がったのは

昨日少し廃棄が多かったから。

 

 

って、根拠もないのに

数字に理由を付けてしまうこと。

 

 

ここで重要なのが

「違和感」っていうのは

「原因」を探るという事ではなくて

 

 

理由は分からないけど

「明らかにおかしい」っていう肌感覚のこと。

 

 

継続して数字をみていると

明らかな変異点があるの。

 

 

「突然、数字が大きく変わる点」

のことです。

 

 

これは「◯◯があったから」っていうぐらいの理由では説明できない

「突然大きく数字が変わる点」のことです。

 

 

なので、継続して数字を注視してないと

違和感は感じないし、違和感に理由を付けてしまう。

 

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1週間前まで超絶元気だった男の子が

今日会ったら、ガリガリに痩せてて、髪の毛も抜けて

青白い顔してたらビックリするでしょ??

 

 

なのに、昨日夕飯食べてないから

痩せたのかも。

 

 

って言われたらどうする???

 

 

「そんな理由なわけないだろ!!!」

ってなるでしょう。

 

 

それです。

違和感に理由付けてるっていうのは

まさにそれです。

 

 

毎日毎日、その子を見てれば

1日目で違和感に気づくはず。

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これは大袈裟ではなく

本当にこれぐらいかけ離れた理由で

原因に蓋をしてしまいがちです。

 

 

言ってる事は分かるけど

そんな理由ではないと思うぞ。

っていう違和感です。

 

 

言いたい事わかりますでしょうか・・・・??

 

 

これだけ子供が弱ってたらゴタゴタ言う前に

いますぐ何らかのアクションを起こさないと!!

って思うでしょう。

 

 

「なんらかのアクション」です。

「何が正しいか、原因はなんのか?』ではなく

 

 

「何でもいいから、いますぐなんらかのアクション」を起こさないと!!!

って思う違和感に気がつけ。って言ってるわけです。

 

 

 

ちなみに、なぜこんなに熱く言うのか・・・?

ですが・・・・・

 

 

 

 

image

(画像は研修中の画像で一切関係ありません)

 

 

 

 

わたし、数年前から

とても気をつけている事があって・・・・

 

 

業績が良い時って

あんまり数字を詰めないでしょ?

良いところを褒めるよね。

 

 

 

でも業績が悪くなると

数字を詰めるよね?

悪いとこ指摘して修正させるよね。

 

 

それをしたくないの。

 

 

良かろうが悪かろうが

数字は詰める。

 

 

数字は「継続」だから。

継続しないと違和感に気がつかないから。

 

 

だからこそ、違和感を身につけてもらう為に

毎日、毎日、毎日、毎日

 

 

営業本部長の服部も

棚卸しから、仕入れ、時間数、人件費

日々のPL・・・・さまざまな数字を

 

 

1日単位で違和感を指摘してる。

これは私が服部に対してもやってる。

 

 

全ては「継続して違和感を感じられるようにするため」

 

 

なぜ、感じて欲しいのか。

それも超絶シンプル。

 

 

自分で自分の成果は勝ち取れ。

ってことです。

 

 

成果は自分で勝ち取れる。

その為に必要な力の付け方を伝えたい。

 

 

とにかく数字を毎日毎日毎日ずっとみましょう。

いつ、誰に、どの数字を聞かれても即答できるように。

 

 

そうすれば違和感に気づくようになる。

 

 

自分のために。な。