中国って今めちゃくちゃ強いですね。
その理由は、社会主義国家で、トップが全部決められるから。
だと思います。
トップダウンなので決断も早い
決断した後の行動も早い
方針転換も早い。
この時流が激しい時代は無敵なので
そりゃ経済成長もするし、余裕で攻めることもできる。
国民が自由に行動も発言も出来ないから
決められた事をやるしかなく
とにかくスピーディー。
一方、日本などの民主主義国家は合議制なので
いちいち意見を聞いて、いちいち了承を取ってその上で決断。
そして、一回決めても
また反対意見が出たら、再検討せざる追えず
結局、全員を動かすのに相当な時間がかかる。
何でもクソ遅い。
この時流が激しい時代でそれは最弱なので
そりゃ経済成長も止まるわ、少子化対応も後手になるわ
攻める事も守る事もいちいち社会がうるさい。
自由に行動でき
自由に発言し
自由に決められるからそうなる。
でも、データでもありますが
社会主義は、生産性のトップスピードは早いけど
経済成長には必ず頭打ちがくる。
これ以上は伸びない限界の壁。
どの社会主義国家も同じ。
これがたぶん、個の力の限界。
会社も同じ。
民主主義は、遅いけど
最大値は無限に伸びる。
これがたぶん
集合体の強さ。
会社も同じ。
ことビジネスに置き換えると
どっちがいいと思いますか？
どっちが多いと思いますか？？
でも、今日はその議論より
「あなた」はどっちがいいですか？？
を考えたい。
「あなた」がやるなら
どっちがいいですか？？
です。
もっと砕いていうと
決められた枠の中（会社や担当、部署）で仕事がしたいのか？？
はたまた権限をもらって自由に仕事がしたいのか？？
どっちですか？？
まず１つだけ最初にお伝えし
絶対に間違いない事は・・・・
「自由な権限」を持つというとは
「自由」じゃなくなるっていう事です。
これがみんな勘違いしているとこで
決めれた枠の中でやれば
守られてる状態で。
自由に。
好きな事だけを。
伸び伸びとできます。
人それぞれだとは思いますが
これが1番成果出しやすいと思います。
一方で「自由な権限」を持つと
それをする為の「自由な場所」を自分で守らないといけなくなるので
プライベート、仕事関係なく
自分の時間も全て使って、お金や周りのケアなど
全ての事に自分自身で取り組まないといけなくなります。
そうじゃないと成長どころか維持すらできない。
それは自由ですか？？
「自由にできる権限」とは
そういう事です。
できる人は本当に限られた人で
かつ、リスクもめちゃくちゃあります。
簡単な気持ちで引き受けてはいけない。
そして、ことビジネスにおいてのあるあるは
自由にできる権限を持つと
ほぼ、その自由を使って楽な方を選び
そしてまた不自由に戻る。
っていう人たちを沢山みてきました。
もう数えきれないぐらいたくさん。
急に休んだり
急に遊んだり
急に上からになったり
急に数字をみなくなったり
楽な場所に身を置き
成果だけ上げようとする。
成果は楽な方には絶対ないのは
誰もが知ってるはず。
ちなみに、これ全部自分の事です。
創業４年目でうつ病になったのですが
その原因は、これで続々と人が辞めていったから。
です。
話を戻します。
自由には自制や自立、孤立
覚悟、責任など多数の自省も必要ですが
なぜかそれを多くの人が見失うのが
「自由にできる権限」を持った時です。
でも稀に、その自由な権限を使って
今まで以上の努力をし考え、自制し
楽園を作る人たちもいます。
それをできるのがリーダーであり
才能であり、徳であり、のしあがっていく人なんだと思います。
要するにまとめると
「欲に勝てる人」です。
他社さんもみていると
そういう人は非常に少ないです。
でも、これだけは確実ですが
権限を渡す。っていうのは
経営者にとって、子供を養子に出す。
っていうのと同じです。
生半可な気持ちで引き受けてはいけない。
完全に信頼している人にしか渡さないので
その信頼の重さと、自由な権限という責任の重さ。
そして、それを皆んなが見ているというプレッシャー。
その中で成果を出すのが
自由の対価であり、その人の使命だと思います。
独裁者が悪いと
誰も幸せにはならんし
国家も維持できない。
権限とはそれぐらい重いものです。