商品開発する時に
ある程度の設計図を描いてから
開発に取り掛かります。


食材はコレにして
器はコレにして
ご飯はこの盛り付けにして
添え付けはコレにして
彩りはブロッコリーで。


みたいな感じ。


でもそうやって実際に作ると
時には


食材が確保できないかも。
思ったより原価が高い。
考えてたより彩りが良くない。


みたいなことが
余裕で起こります。


で、じゃ食材どうやって確保しようか。
原価どうやって下げようか…


みたいな話になるわけです。


先日もある鳥玉の商品を
商品開発のあきおと作りました。


こちら。









なんかダメ。

なにかは分からんけど全然ダメ。



普通。

色気ない。

全然しっくりこない。



丼1つに盛った方がいいのか

2つがいいのか。



そういう問題ではない。

即却下。



2人で色々考えた結果。



マグロである必要も

生鮮食品である必要も

丼である必要もなくね??



って事で

全く違う天ぷらのたまごかけご飯。

作る事になり再設計しました。



何が言いたいかというと



①固定概念や既成概念に囚われた

②これでなくてはならない理由はないのに

どうにか成立させようと考えてしまった

③お客様が求めてるのはコレだと思い込み

視野が狭くなってた

④映え系の流行りは生の海産物だと何故か思い込んでいた



こんなのに踊らされてたら

ミジンコぐらいの発想しか出てこねぇ。



俺たちもそんな概念に囚われてたから

シックリ来ないんだなぁ。



と思った日でした。

っていう話。



次の天ぷらの方が

2000倍楽しそ。