3月にはいり、各店舗、各業態
県外の店舗も含めジッと動向を見ています。
3月の動きで
今年1年が決まるので
エネルギーコストや流通、仕入れ
為替、世界株の動きなども見ています。
一旦は1週間が終わり
めちゃくちゃ単純な分析をすると。
居酒屋はほぼ横ばい。
たぶん、このまま進む。
非アルコール業態は
コロナ前より非常に好調。
なので今後は、外食各社とも
非アルコール業態がもっと増える。
不動産の価格がジワりと上がっており
為替もほぼ変わらず、このまま進む。
去年よりは下がったはずなのに食材の価格は変わらないので(上がってる)
食材も下がることはない。
世界情勢もまだ不安定なので
まぁこのまま進む。
エネルギーコスト(電気代など)は
各社とも上げると明言しているので
上がりますが、逆に下がるプランもあるので
まぁこのままの売上比率で高止まりで進む。
これらを考えると。
居酒屋でやることは。
粗利額がと売価が高いメニューを開発し
その商品売上の比率を増やすこと。
あとは値上げ。これはマスト。
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非アルコールだと
売上は上がる。
売上が高い時に1番危ないのは
売上が高いからこそ「ザルになるコストコントロール」
売上が高いと勝手に利益が出るので
売上ばっかりみるようになる。
これが1番ダメ。
もう最悪。
経験済み。
特にコロナ後に利益が出ると
なんか嬉しくて売上を追うようになる。
出店したり。
それが一番絶対やってはいけないことで
売上が高いからこそ
色んなことができる。
まずは売上に浮かれず、コストコントロールの徹底。
さらに鍛えて、鍛えて、強靭な収益構造にしておく。
それが先の大きなものに繋がる。
売上高いと
シフトで1時間増えても
現金誤差で10円出ても
まぁいいや。
ってなっちゃう。
原価1%上がっても
人件費1%上がっても
調べもしなくなる。
その分をみんなの報酬として渡せるはずなのに
売上だけで一喜一憂しちゃう。
そんな姿勢に経営陣がなるので
いまやるべき事は「コストコントロール」
売上が高いからこそ、逆にそこに重点を置くのが
やるべき事なんだろうと思います。
経営者として一番危ないのは
売上低い時じゃなく高い時。
姿勢が崩れないように。
要するに3月は
色んな事のスタートライン。
守るのか、攻めるのか。
守るなら、どう守るのか
攻めるなら、どう攻めるのかが決まる月。
私たちは去年の11月から、今年3月を想定していて
それをいま試しています。
それが、そのまま想定通りなら
スタートラインより前から
助走付きで突入するので
今年1年突っ走れる。
想定通りでなければ
修正してゆっくり行くだけ。
不動産などの投機ではないインカム(定額収益)は
予測立てやすいので、ほっときますが
外食などの常にリスクにさらされているビジネスは
本当になにがあるか分からないので
めちゃくちゃ慎重にしています。