東洋大学の総合型選抜入試は、2科目となります。 | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

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「東洋大学の総合型選抜入試は、2科目となります。」

 

2025年度からの東洋大学の総合型選抜入試が、2教科2科目となります。それも、年内の実施になるのです。これが、非常に話題になっています。ちょっとご覧ください。

 

詳しくは、こちらです。

 

これを見て、あなたならどんな感想をお持ちになるでしょうか?東洋大学は、非常に人気のある大学です。そして、入試科目も少なくて、高校生ならちょっと受けてみたいと思うでしょう。

 

「英語と、国語または数学」

「英語は、外部試験スコア利用可能」

「年内入試」

 

いまでも、指定校推薦入試や総合型選抜入試を受けて、年内合格を目指す高校生は多いですね。そして、東洋大学が、この2教科の総合型選抜入試をやることで、なにが起きるのでしょうか?ちょっと考えてください。

 

「来年度の東洋大学の志願者数が、急増します。」

「日東駒専より下の私立大学は、志願者が減っていきます。」

「年内入試で、予備校の授業が激減します。」

「受験科目以外の科目を勉強しなくなります。」

 

こんな感想を持たれるかもしれません。これは、少子化で大学が生き残りを賭けているので、東洋大学が先手を取った形になっています。

 

「いかにして、早めに学生を確保するか?」

 

これに尽きると思います。そして、私がずっと考えていることは、こうして総合型選抜入試の受験科目数を減らすことで、「学力不足の学生が増える」ことになります。入学してからのケアをしないと、授業についていけなくなる学生が増えるのではないでしょうか?

 

「今でも内部進学してきた大学生の学力不足が著しいのに、さらに追い打ちをかけるように、総合型選抜入試でも、さらに楽をして受験できることになり、大学生の学力不足をあおることになります。」

 

大学が叫んでいる「グローバル人材教育」とはかけ離れた状態が続くのではないでしょうか?

 

「一般入試で入学する大学生」

「内部進学した大学生」

「指定校推薦や総合型選抜で進学した大学生」

「グローバル系の学部に進学したドメ派の大学生」

「グローバル系の学部に進学した海派の大学生」

 

この5つのタイプの学生が、同じキャンパスで授業を受けることになります。当然学力による違いも出て来て、就活の希望企業も変わると思っています。

 

「どんどんと、易きに流れています。」

 

大学は、学生を鍛え上げる場所ではなく、すでに学生数を確保して、学生を売り上げを上げるためのコマにしているのではないでしょうか?

 

「個の教育って、どこでやっているのでしょうか?」

 

日本社会の少子化が生み出す結果が、こうして大学運営に影を落としています。

 

「あなたなら、どの大学を選ぶのでしょうか?」

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

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