「テンプル大学ジャパンは、『文武両道』を求めます。」
テンプル大学ジャパンは、アメリカの大学です。そのために、受験したい高校生には、「文武両道」を求めます。日本の学校教育で育った高校生の生き方とは違います。どう違うのかは、お分かりでしょうか?
「偏差値至上主義」vs「成績至上主義」
偏差値は、あなたが受験する学校のランキングのことです。あなた自身については、何も関係ないです。だから、あなたの成績なんか関係なく、入学したい大学の試験さえ通ればいいのです。
「ペーパーテスト一発勝負」
一方で、成績になると、あなたがずっと蓄えてきた努力の結晶となります。1年生の頃からずっと、勉強をしてきた積み重ねが大切なのです。単にペーパーテストだけでは、合格には足りないです。
お問い合わせで、よくこんなことを話される高校生がいらっしゃいます。
「高校3年の7月までは、部活をしっかりとやり続けて、満足して退部したい。」
その一生懸命さは評価されますが、その時に同時に「学業成績」はいかがでしょうか?部活と一緒に、いい成績を残しているのでしょうか?
ペーパーテストだけで入学が決まる入試制度に慣れてしまった高校生が、部活に熱中して、疲れた体で帰宅して、勉強をおろそかにしている光景が見えます。
「夏休みから頑張れば、一般入試には間に合う。きっと、テンプル大学の入学試験だって間に合うに違いない。」
そう言って、7月までずっと部活一辺倒でやり続けて、退部する頃にテンプル大学ジャパンのオープンキャンパスに行って、出願する際の厳しさを知ります。大切なのは何であるかを、そこで初めて知るからです。
「1年生からの学業成績」
「TOEFL ITPの550点突破」
「目的がはっきりした志望動機」
「スポーツや芸術等の分野での受賞歴」
「卒業まで授業料を支払える経済力」
この5つの順番で、全てが揃って初めて「本科コース合格」を頂くことが出来ます。ブリッジ・プログラムと言う仮入学でも、TOEFL ITPの点数以外は同じです。
そのために、私がお勧めしているのは、「高校1年生の1学期から、9教科の成績をオール4以上目指していただきたい」ということです。テンプル大学ジャパンのホームページに書かれている「出願の条件」とは違います。それは、合格者を総合成績の上位から決めるからです。
4月1日のブログに挿入した「潰される天才たち」というYouTubeの動画にあるように、奨学金は家庭の経済力に関係なく、「トップクラスの学生」から順番に与えていくのです。優秀であり続けることが求められるのが、アメリカの教育です。
テンプル大学ジャパンの入学を希望するのであれば、今までの学校生活で慣れてしまった「ペーパーテスト一発勝負」という考えを捨ててください。気づいた時には遅いという悲劇が起こります。
あなたなら、どうするのですか?
「これが、世界大学ランキング300番台の大学の厳しさです。」
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
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