日本の大学は、4年間通わねばならない。 | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

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マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、生徒をグローバル社会に送り出すことを使命とする東京のお父さんです。

「日本の大学は、4年間通わねばならない。」

 

日本の大学って、必ず4年間通って授業料を納めて、初めて卒業式を迎えることが出来ます。それに関して、貴重なニュースがSNSで公開されていました。

 

先週、東MAXこと東貴博さんが、駒澤大学の卒業に必要な単位を3年間で取り終わったという知らせがありました。そして、4年目は何もしないでも、101万円の学費を支払うことになるということなので、東さんはそれなら退学して、その分の101万円を能登半島地震支援に寄付しようと決めたそうです。

 

このニュースを読んで、日本の大学の授業料の徴収の方法が、昭和から変わっていないと思いました。単位をいくら取っても、4年間大学に通うことで卒後式に参加して学位を頂くことになります。日本の大学の場合は、単位数ではなく、4年間の決まった授業料を支払ってもらうことが決まりなのです。それで、収益の計算をしています。だから、入学式から卒業式までの最低4年間は、在学してほしいのです。そして、それが学位との引き換えなのです。

 

一方で、テンプル大学の場合はどうでしょうか?テンプル大学の場合は、「1単位あたりの授業料」を公表していますので、卒業単位数を満たしたら、その場で卒業することが出来ます。だから、最短で2年半で卒業できます。そして、テンプル大学ジャパン側は、必要な単位数に関わる授業料をちゃんと取ることが出来るので、取りこぼしがないです。

 

「テンプル大学は、全単位の授業料を支払ってもらえば、いつでも卒業していい。」

「日本の大学は、卒業単位数を満たしても、4年間通って入学時に決まっていた合計の金額を支払うことが決まり。」

 

あなたなら、どちらを選ぶのですか?

 

日本の大学も、テンプル大学のように「1単位あたりの授業料」を決めて、学生に希望の学年で終了できるようにすれば、もっと合理的で学生が集まると思います。東さんのように、1年先に卒業して、4年目の学費を浮かすことで親孝行ができます。そして、それを拒んでいるのが、日本の授業料の支払い方法です。

 

「日本の場合は、教育は投資とはならないということです。」

 

とにかく、がめつく学生と父兄からお金を取りまくることなのです。ここに、日本の大学の財政の弱さをうかがうことが出来ます。つまり、大学設立申請の時には、文科省からの助成金ありきだからです。その助成金がないと、大学運営が出来ないという財政的な弱さを感じます。だから、学生と父兄からはできるだけ搾り取るのです。

 

私は、東さんのニュースを読んで、本当に学生のことを思って授業をやっているのは、テンプル大学ジャパンだなあと思いました。

 

これから大学進学する高校生は、ちょっと考えて頂きたいです。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

感謝