「アメリカで『大学離れ』が起きています。」
こんな内容の記事が、日経新聞に載っています。
アメリカの若者の間で大学離れが起きているのは、こんな原因があります。
①学費の高騰
(2000年から2020年までの間)
私立の4年制大学 平均56%上昇
公立の4年制大学 倍増(200%上昇)
これは、各大学が生徒集めに教授陣や施設の充実を競い合い、急速に増す運営コストを学費に転嫁する動きが広がっているためです。これには、中程度以下の大学では学生数減少の影響を最も受けているので、その傾向が強いです。そして、競争率の高い名門校は、いまも応募が殺到している状態です。
②コロナ禍での高校生の進学に対する意識の変更
(2022年1月から3月)
高卒フルタイム従業員の全米平均賃金
週827ドル(約11万円)→月827x4=3308ドル(約44万円)
20年前から6割上昇
高卒者の賃金水準は、2018年時点の2年制大学の卒業者を上回る。
低所得層の割合が多い黒人や中南米系では、多くの家庭がコロナ禍で働き手を失うなど、経済的な打撃を受けています。だから、卒業後の進路計画を変更せざるを得ないケースが出てきます。
では、日本人のあなたの場合は、どうすればいいのでしょうか?
「高校在学中に高いGPAを維持して、留学しても耐え得るハイレベルな英語力を身に付けること」
そうすれば、入学時から奨学金をもらえる恩典があり、且つ入学後も高いGPAを維持することで、奨学金を頂きながら授業料の支払いを低く抑えることが出来ます。それをおやりになるか否かは、あなた次第です。
「単に海外留学するという目的に心を奪われることなく、しっかりした準備を高校生のうちから準備していただきたいです。」
それが、私のメッセージです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
感謝