学校の成績よりも、礼儀作法が大切です。 | マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

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マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、生徒をグローバル社会に送り出すことを使命とする東京のお父さんです。

「カフェで、平気で嘘をつく女子高校生に出会いました。」


池袋の本屋の帰り道に、ベローチエに寄りました。そこで、ちょっと休憩をしようと思ったのです。アイスコーヒーとサンドイッチを買って、席があるかを聞きました。


「ええ、ありますよ。」


そう言われて見渡すと、1階は全部埋まっていました。そして、地下へ降りて行きました。そこには、喫煙席だけが空いていました。仕方なく、また1階に上がりました。そして、店員に席が空いていないことを告げました。


「喫煙席は、空いています。」
「私は、禁煙席が欲しいんだよ。ちゃんと確認しろよ!」


そうやって、強く言い放ちました。そしたら、ある席が空いたのです。


「あの席が空きそうですが・・・」


そして、そこに座ったのです。隣には、白いセーラー服の女子高校生が勉強をしていました。なんだか、私が気になっていました。見ますと、彼女の隣の席に、彼女の荷物らしいのが置いてありました。つまり、席取りなんです。荷物だけ隣の席に置いているのです。そこで、私が尋ねました。


「その席は空いているんですか?」
「いいえ、空いていません。」
「あの荷物はあなたのですか?」
「そうですが、もう一人来るんです。」
「そうですか・・・」


そう言われて、納得したのですが、どうもそうらしくないのです。じっと見ていたら、誰もやって来ないのです。
それから、その女子高校生は、なんだかバツが悪く感じたのか、席をひとつ空けたのです。

 

なぜなら、先ほど叱った店員らは、それらから来た客に対して、「おタバコは、お吸いになられますか?禁煙席は、今満席なのですが、お待ちになられますか?」と断り始めたのです。


それを知ってか、その女子高校生は、席を移動したのです。それから、他の女性の客が空いている席に座りました。そして、しばらくして私が帰ることになって、立ち上がってカップを片付けに行った時、彼女がこちらをちらりと見たのです。だから、帰りがけに声をかけました。


「おい。」


それでも下を向いたままでしたので、テーブルをコンコンと叩きました。そうしたら、頭を上げたのです。


「誰も来ていないじゃないか、嘘をつくんじゃない!」


そう言い残して帰りました。


「もう一人来るんです。」


これは、カフェで席取りの時の言い訳だと聞いたことがあります。それを黙って見逃すわけにはいかないのです。他の客が迷惑をしているのですから。

 

教師なら、ここまで言い切ることが求められるのです。そして、気分が台無しでした。

 

帰りの電車内で、妊婦さんに席を譲り、乳飲み子を抱えているお母さんに席を譲りました。そしたら、気分がスッキリしました。


詰め込み勉強をしていて、熱心なことはわかりますが、勉強の成績よりも、礼儀作法の方がもっと大切です。平気で嘘をついてまでして、自分の立場を守ろうとする女子高校に、将来の期待が見えませんでした。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

感謝