マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、あなたをグローバル社会に送り出すGlobal10の英語教室

マークシートに慣れた英語を、世界に通じる英語にシフトさせ、生徒をグローバル社会に送り出すことを使命とする東京のお父さんです。

「MZさんが、英検2次の試験日を間違えていました。」

 

昨日、MZさんと英検2級の2次試験の準備をしていました。そこで、MZさんから急にこんなことを言われました。

 

「西條先生、あの~試験日を間違えていました。」

「どういうこと?」

「実は、2次試験は7月14日でした。7日は間違いです。」

 

ずっと、7月7日だと思って指導してきました。私もA日程、B日程、C日程とありますから、7日もありだと思っていました。そして、MZさんに7月7日が受験日だと、何回も念を押していました。

 

「この7月14日って、たくさんバイトが入っていて・・・」

「それなら、明日店長に正直に言って、14日を休ませてもらってください。代わりに、7日はシフトに入ることにすればいいです。絶対に、14日は休ませてもらいなさい。あなたの人生がかかっているのだから。ここで14日が休めないなら、今までの努力はゼロになります。」

 

そう言って、授業を始めました。疲れがピークに達しているようでした。週5日のバイト、大学の授業と論文、それに私の授業とあって、もうくたくたなんです。それは、MZさんのお顔に表れています。それでも、「疲れていません」と言いながら私の授業を受けていることに、心の強さを感じます。

 

「これからは、事前確認を怠らないようにしてください。あなたの人生ですよ。」

 

昨日に気づいてよかったです。まだ、修正が可能な時期なのですから。今日は、MZさんからの返事を待つことにしました。

 

「7月14日が休めなかったら、どうするか?」

 

その時は、潔く2次試験を欠席するしかないでしょう。秋の受験をすればいいだけです。そこまで考えながら、授業を終えました。

 

人まかせの人生

 

今回のMZさんの出来事が、その見本ですね。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

感謝

 

 

「テンプル大学ジャパンから、不合格通知が来たら?」

 

この「不合格通知」は、いつの時代でも嫌なものですね。自分の努力が報われないということになります。しかしながら、テンプル大学ジャパンからの不合格通知は、ちょっと違うんですよ。ご存じですか?

 

テンプル大学ジャパンからの不合格通知には、その理由が記されています。

 

だから、その理由である内容を改善すれば、『再出願』のチャンスがあるということです。これは、アメリカ本土の大学では、聞いたことがないサービスです。私も、このサービスには、驚いています。

 

テンプル大学ジャパンの愛情を感じています。

 

自分にとって、どこが悪いのか?どうすれば、自分も『選ばれる学生』になれるのか?それをちゃんと説明してくれるのです。なんて、ありがたいんでしょうか!

 

私が不合格通知で思い出すのは、アメリカのアイビーリーグの大学からの不合格通知です。このアイビーリーグに出願する高校生は、学校内ではトップの成績であるのが当たり前ですが、出願者の9割が不合格になります。それだけ厳しいということなのです。

 

しかも、その不合格通知には、「理由が書いていない」のです。だから、どうして不合格になったのかを理解できないので、自分の心の置き場所に困ります。

 

「私のどこが悪いって言うの?」

「どうすれば、合格できるの?」

「これ以上、どう努力をすればいいの?」

 

そうやって、心にトラウマを作っていくのです。

 

「あなたは素晴らしかった。そして、周りはもっと素晴らしかった。」

 

私も、この文句をいやというほど聞いてきました。これが、実情なのです。しかしながら、テンプル大学ジャパンの不合格通知は、どうでしょうか?

 

あなたのここを改善すれば、チャンスがあります。だから、もう1度挑戦してください。

 

そう言っているのではないでしょうか?せっかくテンプル大学ジャパンに興味を持っていただいた高校生を、たった1通の不合格通知で「縁切り」をするのではなく、あくまでも「One More Chance」を与えてくれているのです。これをあなたなら、どのようにとらえるのでしょうか?そして、この不合格通知を受け取ることで、いままで気づかなかった弱点を見つめることが出来ます。

 

「こんな私にだって、ちゃんとテンプル大学ジャパンは向かい合ってくれている。だから、私だって、ちゃんと向かい合って再挑戦したい!」

 

あなたには、こんな高校生でいて欲しいんです。

 

「いつも挑戦者でいてください。」

 

これが、テンプル大学ジャパンに出願するあなたへのメッセージです。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

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「都立高校では、エッセイの書き方を指導していますか?」

 

テンプル大学ジャパンに進学する時に、400wordsのエッセイを書く必要がありますが、都立高校では、エッセイの書き方を指導できる先生は、どれくらいいるのでしょうか?

 

本日は、都立高校を卒業した大学生とお母様からのお問い合わせがあって、zoomでお話をさせて頂きました。お悩みは、エッセイの書き方が分からなくて、これからテンプル大学ジャパンに出願する際に、エッセイの書き方を指導してほしいとのご依頼でした。お母様からのメッセージをちょっと、ご覧くださいませ。

 

☺☺☺

娘が自分で書いたものを高校の英語の先生に見ていただいて出しました。文章の訂正などはなく文法的におかしなところや単語は直してもらいまいたが、通っていた高校では海外大学進学の受験の指導は経験が無く、見てはもらったものの、エッセイとして提出がふさわしかったか全く自信がありません。

☺☺☺

 

都立高校の先生も、地方の公立や私立高校の先生も、海外の大学への学位留学を経験していないために、担当する生徒さんの進学希望にサポートを出来ない状態になっています。

 

昭和の時代なら当然だと思いますが、平成の後半から令和にかけて、海外の大学に進学希望する高校生が増えて来て、高校の先生方が、そのサポートに回ることが出来ない事態になっています。どんどんと、高校生の大学進学の選択肢が増えていますが、指導者側の経験がないために相談に乗れないという事実があります。

 

また、英語でのエッセイは、テンプル大学ジャパンでも400wordsを書くことになるので、英検1級のライティングの240wordsの約2倍の長さになっています。それを高校3年生に求められているのですが、今の文科省の高校英語の範囲では、この長さのエッセイを書くことは不可能に近いです。だから、海外の大学へ学位留学する時には、授業のレベルをはるかに超える程度の勉強を自分でしていかねばなりません。それが、大変な苦労なのです。

 

そして、入試合格しても、授業について行けるという保証は一切ないです。だから、入学する前に、十分な英語力をつけて頂きたいです。これは、誰しもが入学後に劣等感を感じながら勉強するという事実があるからです。そこから順調に授業について行くためには、入学前の十分な英語力をつけて置く必要があるのです。

 

「日本の大学のように、入学出来たら何とかなるということは、アメリカの大学には存在しません。」

 

入学試験も難しい、授業について行くのも難しい、そして卒業するのも難しい。それが、テンプル大学ジャパンの現状です。これから入学を希望する高校生には、十分な準備をして入学をしていただきたいです。

 

そして、お母様から、こんな質問をされました。

 

「西條先生には、入学後もサポートしてもらえるのでしょうか?」

 

この質問を聞いた時に、また新たなプロブラムが頭をよぎりました。ありがとうございます!

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

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「英単語って、どのようして覚えていますか?」

 

生徒さんと一緒に、「キクタン英検1級」を使って、英検1級レベルの英単語を暗記し始めました。昭和の時代からの暗記方法なんです。しかしながら、2回目で生徒さんから、こんな質問が出てきました。

 

 

「西條さん、覚えても使えないようでは価値がないですよね。どうやったら、使えるようになるんですか?」

 

いい質問だと思っています。せっかく覚えても、使う場面が本当に少ないですね。英検は合格したけれど、苦労して覚えた英単語を使う場面が、学校にも職場にも極端に少ないんです。特別に使わなければならない部署にいる人は別として、大半の社会人は実際には英語とは無縁の部署にいます。だから、せっかく覚えた英単語も、英検合格と共に、廃棄処分に合います。

 

「二度と見たくない!」

 

そう言う生徒さんを、何人も見てきました。お気持ちは、十分に分かります。英単語の暗記って、根性が必要なんです。そのように英単語帳が構成されているからです。昭和の時代には、リーディングとリスニングしかなかったので、この英単語帳のような構成でよかったんです。しかしながら、時代が変わり、スピーキングとライティングが加わることで、「英単語を使える」必要が生まれてきました。

 

しかしながら、昭和の時代からのデザインのままで発行され続けています。

 

少なくとも、「リーディングの問題を解ければいい」という考えに落ち着いています。もちろん、リスニングも英単語の知識が必要です。しかしながら、大半の受験者は、合格と共に「無用の長物」として本棚に置かれて、ほこりをかぶることになるのです。あなたにも当てはまることではないでしょうか?

 

そして、さらに生徒さんとの会話が続きます。

 

「西條さん、私は専門書を読んでいて、英語モードですべてを理解できます。ここにある英単語も、文章の中に出てきたら、意味をイメージ出来るので、どんどんと読み続けることが出来るんです。しかしながら、この単語を使ってスピーキングやライティングに応用が出来るかと言えば、そうではないです。そこをどうしたらいいかと、ずっと悩んできたんです。」

 

あなたなら、この質問に対して、どのように答えるのでしょうか?

 

「では、このキクタンの中で、『scruple=良心の呵責(かしゃく)』という部分がありますが、この良心の呵責という意味を第三者に分かりやすく説明できますか?」

「良心の呵責って、良心の呵責ですよね。」

「そうですね、小学校から中学校にかけて、使っている現代国語の教科書に書いてある新しい言葉ですね。あまり意味を考えないで、そのまま何回も使うことで慣れて来て、そのまま使い続けていますね。そして、改めてその意味を説明しろと言われると、出来なくなりますね。日本語で説明できないことは、英語でも説明できないんです。それは、母語と外国語がつながっているからです。あなたの場合は、日本語が第一言語で、英語が第二言語となっていますから、第一言語で説明できないなら、第二言語でも説明できないということになります。」

「では、どうすればいいのですか?」

「正攻法で言えば、最初に『呵責』の意味を国語辞典で調べます。そうすると、「責めてさいなむ」とあります。そして、「さいなむ」をまた調べます。そうすると、「責めて叱る」とあります。つまり、「良心の呵責」とは、良心があなたの行動や思いを責めて叱ってくれて、止めてくれることなんです。それから、順序として英語で説明できればいいのですが、時間がかかりすぎますし、面倒になってきます。そこで、いきなり「英英辞典」を使います。英英辞典には、こうあります。

 

scruple=a feeling that prevents you from doing something that you think may be morally wrong.

 

ここで、あなたは、『なあんだ、良心の呵責って、悪いことをしようとする時に止めてくれる感情なんだ、そうか!』と分かります。そこで、その内容をかみ砕いて、あなたの語彙の範囲で説明できればいいのです。これは、どうでしょうか?

 

When you try to do something wrong or immoral, some feeling in you comes up and stops you from doing that. That feeling is called "scruple".

 

ここまでやると、scrupleの意味がお分かりになると思います。そして、とどめは、そのscrupleを使って例文を作ることにしましょう。

 

”He had no scruple about spying on her.”

 

どうでしょうか、例文まで作る段階になると、scrupleが頭の中に残って忘れようとしても忘れることができなくなりませんか?英単語って、こうして暗記すればいいんですよ。」

「西條さん、ずっと今まで考えてきたことがここで具体的になって来て、納得しました。では、これからこの方法でお願いします。」

 

そうして、私と生徒さんは新しい英単語の暗記方法を始めることにしたのです。

 

同時に、スピーキングとライティングを鍛えることが出来るのです。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

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「生徒さんのライティングが、とても質が高いです。」

 

社会人の生徒さんから提出していただいたライティングの内容が、あまりに質が高いので驚きました。まだ、アカデミックライティングが始まったばかりですが、よく内容をご理解いただいているので、うれしいです。ちょっと、ご覧くださいませ。(訂正前の原文の通り)

 

"My boss has a Rationalist temperament. First, he is a very efficient person. When a project starts, he quickly identifies the most efficient means of achieving a goal. He has a knack for determining who can perform a task faster and with higher quality. In addition, he is proactive in using new AI technologies like ChatGPT, which has led our team to significant success by improving operational efficiency. Second, he is very good at prioritizing work. No matter how complex the project is, he identifies what needs to be done logically and quickly puts tasks into action. Thanks to his performance, our organization has grown rapidly over the past few years by strategically allocating our limited human resources into important fields. In conclusion, my boss has a Rationalist temperament and is highly efficient with excellent decision-making skills."

 

このライティングをご覧になって、どんな感想をお持ちになりますか?私からすれば、「すでに英検1級のライティングのレベルを超えている」と言えます。では、どうやってこのレベルに達したのでしょうか?私も生徒さんにお聞きしました。

 

「テキストにあるライティングの書き方のSTEPに従って、何回も下書きを繰り返して、徐々に質を上げて行きました。」

 

① Understanding the assignment 「宿題の内容を理解する。」

② Brainstorming 「制限を加えないで、どんどんとアイデアを出す。」

③ Organizing your ideas 「考えをまとめる。」

④ Writing 「実際に書いてみる。」

⑤ Rewriting 「書き直す。」

⑥ Writing the Final Draft 「最終原稿を書く。」

 

これは、アメリカの大学の学部で指導しているアカデミック・ライティングと同じSTEPです。それを面倒がらずに、正確にSTEPを踏むことで、磨かれた内容になっていきます。

 

そこまで時間をかけて、ライティングを完成させる気持ちがあるかどうか?

 

ここが、成績で「A」や「A-」が取れるかどうかの分かれ目なのです。ほとんどの学生が、提出締め切りギリギリでまとめ切れないで提出します。では、優等生はどんな方法で提出するのでしょうか?

 

「締切り1週間間に、一旦完成させます。そして2-3日寝かせておいて、自分の頭を冷静にした後で、あたらめて内容を眺めて、さらに改善箇所を探して、the Final Draftに仕上げて行きます。」

 

こうやって、日本人留学生でも、アメリカ人学生に負けないだけのライティングが書けるということです。同じ授業料を払いながら、同じ24時間を過ごしながら、あなたのちょっとした工夫で改善が出来るのです。

 

「英語を科学的に勉強する。」

 

これが、アメリカのテキストに書かれている方法なのです。精神論でもなく、根性論でもなく、だれでもうまく書けるようになるために、応用言語学の専門家が工夫を凝らして作り上げたテキストだからこそ、成果を生み出すにはSTEPを正確に繰り返すことだけなのです。

 

あなたは、ルールに従順ですか?

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

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