【シンガポール】1年1店舗の割合で出店拡大:英系フィットネス、郊外に重点 | ブログを使い1日30分でできるエクササイズ研究日記

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 スポーツクラブ大手の英系フィットネス・ファースト・シンガポールは、1年に1店舗の割合で出店を拡大する意向だ。大半の店舗は都心部に集中しているが、特に集客増が見込める郊外店舗の拡充に力を入れる。契約形態も、同業他社は長期契約が多い中、数カ月だけ体験できる試験期間を設けるなど消費者の安心感確保に重点を置く。消費者の間で高まる健康意識を追い風に職・住に近い場所で顧客取り込みを図る。

 同社は2003年の進出から8年間で11店舗まで拡大している。1号店は繁華街オーチャードの商業施設パラゴン内に開設している。

 広報担当者はNNAに対して「多くの店舗は都心部にあるが、アンモキオ、タンピネス、アレクサンドラ、ブオナビスタの郊外店4店は特に利用者の人気が高い。より多くの会員に参加してもらえるよう、今後は郊外型店舗の拡充を重点分野に据える」と説明した。

 会員は社会人が中心。特に人気のコースは、格闘技とエアロビクスを組み合わせた「ボディコンバット」や、ダンス、ヨガ、水泳など。健康志向の高まりを受け、最近は従来のジム機器やウエイトリフティングを使ったエクササイズに加え、個人トレーナーが最新トレーニング機器を組み合わせた運動を個別に指導するフリースタイル・トレーニングの利用者も増えている。

 使用機器には、米国発のトレーニング機器「TRXサスペンション」や全身の筋肉を鍛える「ViPR」、筋バランスの向上に効果がある「BOSU」などが含まれる。多くの店舗は毎日営業しており、営業時間も午前6時~午後10時30分と長く、利用者はライフスタイルに合わせたエクササイズを楽しめる。

 ■会員の自由裁量に

 フィットネス業界では通常、会員は長期契約を結ぶが、同社の新規会員はまず最大4カ月間の試験利用期間で各種コースを体験できる。その後も継続するなら毎月ごとに月謝を払うか、最大2年間の契約を結ぶか選択することが可能。「一度参加してみて続けるか辞めるか。またしばらくして再度挑戦するか、利用者は自由に選択できる。一度に多額の契約料を支払う必要もない」(同担当者)。こうした利用者への負担が少ない入会制度が他社との差別化につながるとしている。利用者の多くは、シンガポール全店をはじめ世界各地のグループ系列店舗を自由に利用できるパスポート会員で、職場や自宅、外出先など都合に合わせてジムを最大限活用できる。

 同社の親会社のフィットネス・ファーストは、今年9~12月期にもシンガポールで新規株式公開(IPO)を実施する計画だったが、世界的な経済低迷の影響を受け、来年に延期する見通し。ただ国内のフィットネス市場は今後も成長が見込まれることから、従来から引き続き1年に1店舗の割合で郊外を中心に着実に店舗網を拡大する計画だ。

 〈会社概要〉

 フィットネス・ファースト・グループは1992年に英ボーンマスで営業を開始。現在は欧州、アジア、オーストラリアを中心に世界15カ国・地域で計437店のフィットネス・クラブを運営する世界最大手。アジアでは約80店を展開。世界全体では計130万人以上の会員数を誇る。

「この記事の著作権はNNAに帰属します。」


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