先日、アメリカ・シアトルにて開かれたアニメコンベンション「Sakura-Con」(サクラコン)に参加して参りました。

Sakura-Con の詳細はこちらから(英文)。
http://www.sakuracon.org/

良くわからないという方がほとんどだと思いますが、平たくいえば、アメリカ版の「コミケ」だと思って頂ければ十分です。

アニメコンベンションは、毎週全米各地で開催されており、大小含めて、数百から千程度。その中でも、Sakura-Con は、来場者数は2万人(延べ人数に換算すると6万人)を超え、全米で第7位程度と、アメリカの中でも有数の規模を誇っています。

今回、私は、Sakura-Con から正式に Special Cultural Presenter として呼んで頂いたので、統一地方選直前の時期ではありましたが、渡米して参りました。

私のミッションは、日本の文化を海外に紹介すること。特に今回のコンベンションはアニメを通じて日本のことを好きになって頂いている方にお越し頂いているので、日本の国会の様子を紹介するとともに、いかに日本のポップカルチャーが日本で広く浸透しているのかを紹介して参りました。

  

  

  



当日の様子は別途ビデオでご紹介したいと思いますが、プレゼンテーションのみ、まずはご紹介させて頂きます。


1   2

3   4

5   6

7   8

9   10

11   12

13   14

15   16

17

プレゼンの内容はスライドを見て頂ければとも思いますが、簡単にまとめると、「フナッシー」や「くまもん」などのゆるキャラや、「聖地巡礼」の動きなどを紹介し、日本ではアニメや漫画が地域おこしに使われていることを伝えた上で、ぜひ日本のアニメをサポートして頂きたいというメッセージを強くお伝えして参りました。

そして、今回のプレゼンの最後には、経済産業省の肝いり(?)で作成された「Stop! 海賊版」のビデオを放映し、アニメファンの皆さまへ「アニメを一緒に育てて頂いていること」への感謝の想いを伝えて参りました。



※ ちなみに、大変悲しいことに、これだけアニメが好きな方々が集まっているにも関わらず、お越し頂いた20名程度の方のどなたもこのビデオの存在を知りませんでした。

30分のプレゼンテーションの後に30分のQ&Aの時間を設けさせて頂きましたが、制限時間いっぱいまで尽きることのない質問に、改めて、アメリカでのアニメへの関心の高さに驚かされました。
(もちろん、日本の国会議員だった人が珍しいというのもあったとは思いますが。)

今回シアトルに向かう前に弁護士時代の研修の地、サンフランシスコにも立ち寄らせて頂き、今の動きをアップデートすることができました。

今回は現地で様々なことを体験させて頂きました。日本ではクールジャパンに多額の予算が使われようとしていますが、それを効率的に使うためにはどうするべきか。自分だからこそできること、役に立てることなどが色々と見えた気がします。長くなるので、それは別の記事に随時アップします。

日本をもっと世界に発信すること。
それを通じ、日本という国をもっと魅力的なものに変えていくこと。

このことをテーマに、国会に戻ったときにはより仕事ができるよう、今後は様々な挑戦に取り組んで参りたいと思います。

三谷英弘の挑戦にお力添え賜りますよう、引き続き、宜しくお願い致します。


前衆議院議員 三谷英弘