皆さま、こんにちは。

最近は本当にゲリラ豪雨が凄いですね。
今はちょうど東京各所で夕立ならぬ、豪雨が見舞われている中で、ブログを書いています。

長かった参院選も終わり、いよいよ通常の政治活動モードへと戻ります。

自分にとっては、特に初めての通常国会から始まり、都議選、参院選と、死にもの狂いの活動を続けてきたこの半年。ここにきて、ようやく一段落し、落ち着いて自分の足場を固める活動へと戻ることができそうです。

さて、参院選ですが、振り返ってみて、反省すべきポイントはいくつもあります。

(1)まず、自分も選対に入って全力を尽くした東京選挙区。
桐島ローランド氏が敗退してしまったことについては、自分自身敗戦の責任を感じています。話しをすればするほど、その素晴らしさが分かる候補者だっただけに、それをうまく有権者に伝えきれなかったこと、伝えるだけの作戦を立てることができなかったことについては、自分の力不足だったと思います。

(2)また、全国比例区においても、比例票が必ずしも伸びず、4議席の獲得にとどまったこと。
特に前回の参院選では7議席を獲得できていただけに、残念です。


他方で、今回の参院選において評価すべきポイントも少なくありません。特に、今後の政界の動きを見据えた上で、他党との比較の視点は重要です。

(1)まず、東京における全国比例の結果。
ご存じない方も少なくありませんが、実は民主、維新、みんなの3党の中で最も得票したのがみんなの党。東京に限ってみれば、都議選の勢いそのままに、既に民主や維新を抑えて実質堂々の第2党になったといっても過言ではありません。

(なので、今回の東京のみんなの党の仲間は本当に頑張ったと思います。)

(2)また、民主、維新、みんなの3党の中で、昨年12月の総選挙から今回の参院選にかけて、もっとも得票数を減らさなかったのが、みんなの党。民主党は4分の1を減らし、維新に至っては得票数を半減させた中、みんなの党は僅か1割の減少に留めました。

民主 :  9,628,653 ⇒ 7,134,215 (-26%)
維新 : 12,262,228 ⇒ 6,355,299 (-48%)
みんな:  5,245,586 ⇒ 4,755,160 (-09%)

前回の衆院選の投票率が59.3%で、今回の参院選の投票率が52.6%。
投票総数が12%ほど少ない中、みんなの党は、よく踏みとどまったと言えるのではないでしょうか。

もちろん、他の野党が減らした票数の受け皿になれなかったこと(共産党が票を伸ばしたこと)への反省は必要かもしれませんが、前回みんなの党に投票してくれた方々は再びみんなの党に投票してくれたということ、つまり、今のみんなの党の姿を支持して下さっている方々が固定層として存在していることは確かだと思います。

(3)更には、選挙区で議席を獲得した選挙区が4選挙区へと増加した。

前回の選挙では、東京、神奈川、千葉でしか議席を獲れず、それゆえ関東のローカルパーティだという批判を浴びる所以となっておりましたが、今回は神奈川、埼玉、宮城、愛知と、議席獲得できた選挙区が関東近県から全国へと広がっていることも特筆すべきポイントだと思います。


政界は一寸先が闇といいます。今後何が起きるか、正直分かりません。

しかし、自分自身も、地元の有権者に支えられ、議席を頂いた身です。
その場の雰囲気に流されずに、今後国政選挙がないと言われている3年という時間を有効に利用しながら、一歩一歩着実に公約の実現を進めて参ります。


衆議院議員 三 谷 英 弘