今週の金曜日、経済産業委員会において「クールジャパン」推進機構法案の審議が行われ、当日即決で決議まで行われます。

コンテンツ業界の方の関心も高いこの法案、一方で500億円の税金も投入される予定であることから、有権者への関心も少なくありません。

にもかかわらず、この審議に充てられる時間は僅か3時間20分。
みんなの党の割当ては、質問と回答の時間を併せて、たったの35分です。

法案に軽重はないかもしれませんが、先日の「消費税還元セール」禁止法案については、首相入りの審議を含めて10時間以上の審議を行ったことと比べて、余りにもバランスを欠いているのではないでしょうか。

とはいえ、理事会で決まったことなので仕方ありません。これに従って、この時間内で全力を尽くすしかありません。

みんなの党の賛否に関わらず、恐らくこの法案は通っていくでしょう。

ただ、私が一番恐れているのは、500億円使って何も結果が出なかった場合です。

お金使っても意味ないじゃないかと結論付けられて、この業界への支援が一切無くなってしまうこと。こうなるとコンテンツ産業全体として大きな損失に繋がりかねません。

だからこそ、500億円の税金が無駄に使われることのないよう、限られた時間ではありますが、様々な角度から問題提起をしていきたい、全力を尽くして参りたいと思います。


衆議院議員 三谷英弘