4月22日、目黒では区長選挙が行われます。

構図は、諸々の報道によれば、現区長(青木英二氏)に共産系候補(松尾信彦氏)と前区議・無所属系候補(つちや克彦氏)、新人候補(後藤輝樹氏)がそれぞれ挑む、4陣営の戦いになるようです。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20120414ddlk13010316000c.html

毎度毎度の低投票率の中で、目黒区政は火の車。
大幅な財政赤字を招いた結果、180億円に上る、区民サービスの大幅カットが行われています。
この中で、いかに目黒区政を建て直していくのかも、一つの重要な争点になります。

みんなの党東京都第5区支部(目黒・世田谷)では、目黒区長候補を独自に擁立するため力を注いで参りましたが、残念ながら力及ばず、候補擁立には至りませんでした。

現区長は、これだけの財政赤字を招いた責任を取るべきで、自らの報酬もまずは削減すべきであり、しかも、巨額の財政赤字の状態からどのように目黒区を建て直していくのか、そのロードマップを明確にするべきであるにもかかわらず、その何れも不十分と言わざるを得ません。

これに対して、共産党系候補は、全く赤字財政ということに目を向けないでサービスの拡充のみを訴える点で全く寄って立つ思想が異なると言わざるを得ませんし、独自の無所属系候補は、政策こそみんなの党の政策に近いものがありますが、区長としての実行力という点で疑問符が付かざるを得ません。全く新人の候補については情報もありません。

今の構図を踏まえ、諸々考慮した結果、みんなの党第5区支部として、
今回の区長選に関してはどの候補も応援しない
という結果になりました。

みたに英弘個人としては、目黒区政についての責任を分かち合うという観点から、明日からの区長選の1週間で各候補の訴える内容等を改めて拝見してギリギリまで検討して行動しようと考えている次第です。

明日からの1週間、目黒区では非常に騒がしく各候補が選挙運動を行う中、公職選挙法上、目黒区での当方の活動は制約されるため、世田谷区に集中して政治活動をいつも以上に元気に行っていく予定です。

ということで、世田谷の皆さま、何卒宜しくお願い致します!


みんなの党 衆議院 東京都第5区支部長
みたに英弘