道場対抗 | みつる と こうたろう

みつる と こうたろう

親子の剣道の記録を残しておこうと思います。

2019年6月16日は茨城県道場対抗剣道大会でした。お父さん(みつる)の試合です。息子(こうたろう)は応援。

 

お父さんは40歳になったので、今年は初めて大将をやることになりました。波崎修武館Bチームです。

 

全国に行くぞ! が合言葉。

 

 

初戦。お相手は隣の道場、東光塾Bチームです。途中何度かヒヤッとする場面がありましたが、なんとか勝ちを収めることが出来ました。さすがライバル(わたくしが勝手にそう呼んでいるだけ)です。

 

2回戦。お相手は昨年度ベスト4に残った益水館Aチーム。全国へ行くためには必ず勝たねばならない相手です。でも2戦目って、ちょっと早くない?

 

先鋒(あすか) 果敢に攻めましたが相手が一枚上手でした。二本負け。

次鋒(いくむ) 1-1にもつれ込みましたが、最後は地力で勝る相手に取り返されて二本負け。

中堅(たつ先生) 強敵でしたが粘りに粘って最後は一本勝ち。

副将(わかば先生) さすがの勝負強さを見せました。一本勝ち。

大将(みつる) 追いついての大将戦。流れはこっち。さあ行くぞ!

 

 

…と意気込んで試合に臨みましたが。結果は二本負け。

 

まずは一本と前へ前へ行くものの、さすがに相手も固い。打つところがありません。

そうこうしているうちに、鍔迫り合いから無理に引き小手を打った直後、後打ちで面に乗られて相手の一本。

二本目はなんの脈絡も無いところから、ノーモーションで面に飛び込まれてやられました。

 

反省:打ち気ばかりが先走り、相手を動かすことが全く出来ませんでした。

崩せないなら、せめて奇襲の一つくらい出せれば違ったかも知れません。

 

 

大反省。

 

 

試合後。こうたろうに水筒を預けていたのですが、どこにもいません。

仕方がないので、とりあえず自分の防具袋のところへ片付けに行くと、そこにいました。

水筒を抱えて一人座っています。

 

「お父さん、負けちゃったよ」

「うん。 …なんで負けたの?」

「んー…。早く一本取ろうとし過ぎて焦ったかな?大将戦の経験不足が出たのかも…」

 

などと話をしました。息子は父の反省を黙ってずっと聞いてくれました。

こうたろうは、お父さんが落ち込んでいることを察して、二人で話せる場所に先回りしてくれていたのだと思います。

試合に負けて悔しい思いをしましたが、息子との小さな絆を感じられた試合でした。

 

 

勝ってくれた仲間に申し訳ない思いですが、いつか何かの試合で借りを返したいと思います。それまで引き続き稽古稽古。

 

ちなみに道場ではAチームがベスト8に食い込む検討を見せました。さすがです。

 

 

皆さんお疲れ様でした。また頑張りましょう。