11/12(土)に、みんなであたたかくつつむプロジェクトさん主催の「みんなの学校」上映会&大空小学校 木村泰子初代校長先生の講演会に参加してきました!
何回かに分けて、お伝えしていきたいと思います。
「あなたをわかってもらうために、行くんだよ。」
児童が、通学時を見守ってくれているボランティアの方を蹴ってしまった時に、校長室に来た児童に木村先生がかけた言葉です。
「もしかしたら〇〇さんが、あんたが気に入らないことをしたのかもしれない。何があったのかは、先生はわからない。でも、暴力はいけない。暴力したことは、謝らないといけないね。でも、あんたは謝りに行くんでないで。なんで蹴りたい気持ちになったのか、あんたという人間をわかってもらうために、〇〇さんのところに行っておいで!」
ドキュメンタリーの中のワンシーンで、書き留めているわけではないので、私の思い違いのセリフもあると思いますが、要旨としてはこんなことをおっしゃっていたと思います。
悪いことをした子=悪い子ではない
このことは、私もSMILE講座、ELM講座の中でお伝えしています。
悪い行動は、正しい行動を教えてあげる必要があります。
次に同じことが起こった時に、どう自分が行動すれば良いのか、一緒に考える必要があります。
本人に考えてもらう必要があります。
でも、その子自身が「悪い子」なのではないのです。
間違ったことをしてしまった時、無理に形だけ謝らせても、何も残りません。
心が反発しているから。
実は私も、ベビーサイン教室に通ってくれているママたちに、「【ごめんなさい】の強要はしないでね!」と、【ごめんね】のサインをお伝えする時に、必ずお話しています。
と、話を戻して・・・
蹴ったという行動をした、その子の心の中を見ようとしている木村先生の対応は、どんなに児童の心を安心させたことでしょう!
突発的に見えても、「蹴る」という行為に至った、児童の中の気持ちを大切にし、「この子は悪い子ではない。」という児童への信頼感があるからこその対応だと思います。
相手の方に自分の気持ちを話すことによって、自分という人間をわかってもらう。
「自分はこういうことをされると嫌だから、しないでほしい」、「こういうことをされると、イラッとしてしまうんだ」と相手とコミュニケーションをとる努力をしないで、人との溝を深めてしまっていることはないでしょうか?
諦めてしまっていませんか?
イラッとしなければ、問題は起きないかもしれない。
イラッとしないようになりたいとは思っている。
それでも、今はそうなってしまうことがある人間なんだと、「わかってもらう」。
それは甘んじるのではなく、ある意味変わるまで、変わるから見守ってください!という訴えなのではないかと感じました。
扱いやすい「いい子」でなく、まさに人を育てる教育とは、こういうことなのではないでしょうか。
大人にとって都合の良い子どもになるようを育てるより、大人になった時に人を育てられる人を育てている、そんな風に感じました。
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