私は概ね3日に1回ずつブログを更新しています。つまり、1年で100回程度、新しいブログを書いていることになります。それをコンピュータにタイピングするだけでも、手指のリハビリになります。それだけではなく、新しいネタを考えることは、とても脳の活性化になると思っています。大体は、散歩中とか、通所リハビリでリハビリとリハビリの間の隙間時間で、ボーとしている時などで考えます。

 

 ところで、隙間時間で『良い考えが出た!』と思っても、次のリハビリをやった後で、思い出そうとするともう忘れていたりします。そこで、私は常に小さなノートと伸縮可能な小さいボールペンをポケットに入れています。『あっ、良い考えが浮かんだ!』と思った時に、そのノートに簡単にタイトルの一部だけでも書き付けます。タイトルの一部でもあると、頭にイメージが再生してくるのです。

 

 

 

 ブログをアップするまでのプロセスを簡単に述べると、まずタイトルに基づいて、絵を描きます。この絵は、麻痺の手(右手)で描いているのですが、麻痺の手は制御が十分ではないので、スーと線を描くことはなかなか難しいです。というわけ絵で絵を描くことも、とてもリハビリになります。そして、絵を見ながら、文章を考え、タイピングしながらブログを完成します。

 

 以前、アルツハイマー型の認知症の人が必死にメモを取っている様子を見たことがあります。そして、自分もそれと似ているなあと思いました。そう言えば、40年前の失語症(ウェルニケ型)になった後では、明らかに脳血管型認知症だったのですが、それ以来に続けているメモだと思い当たりました。

 

 このブログをいつまで続けることができるかは、自分でも興味を持ってやっています。たぶん次に倒れるまでやりそうな気がします。

 

 次回は、「最近のリハビリについて その117(腰の横の筋肉強化:横になって足を上げる)」です。