何故か今年は夏もいささか暮らしやすい気がしています。冷夏というほど冷えてはいませんが、気温は昨年のような猛暑というように高くはありません。ちなみに8月の12日から19日の間の気温を昨年と今年の比較をしてみますと、下図のようになります。最高気温については、昨年は何日も35度を超えて猛暑になっていますが、今年は30度に届かない日もあり、8月中旬の時点で猛暑は一度もありません。また、最低気温は熱帯夜の閾値の25度を今年は一度も超えていません。過ごしやすいはずです。今は9月になっているのですが、8月の猛暑はとても少ないです。
気温を決める要因の一つに風があります。高気圧ではその周りを風は時計回りに動いています。また、低気圧や台風では逆に風は反時計回りに吹いています。もう一つの要因はどこから風が来ているかということです。北にはオホーツク高気圧があり、これは涼しい空気の高気圧です。そして、南の太平洋高気圧で、これは暑い空気の源となっています。それで台風という強烈な風の元となるものが日本の周りでウロウロすると風がどちらからくるかということが変わってくるわけです。
どうも今年の台風の動きと高気圧の位置関係が関東に北東方面から風が来ることが多かったのではないかと思われます。そうするとオホーツク高気圧からの風が吹き込んできて、比較的気温が低くなる傾向になっているらしいのです。
それ以外に、カラッとした快晴だと太陽の熱が届いて、気温が上がりますが、雨の日は気温が下がるという効果があります。台風が近寄ると雨がちになるので、そういう意味でも気温が下がることになります。
ただ台風が多い年は平均気温がさがるという傾向があるわけではないようです。統計的にはほとんど関係ないようなのです。しかし、今年の台風のルートは普段とは違っています。普通は南西から台風が日本に近寄ってくるので、それによって南の暖かい空気を届けてくることになります。しかし、今年は東から西に台風が近寄ってくるというルートが多いので
す。つまり、オホーツクの涼しい空気がくるので、生活しやすいように思われます。とにかく今のような環境が保たれるといいなと思っています。
次回は、「最近のリハビリについて その173(小学1年生の孫と卓球で遊ぶ)」です。
