通所リハビリには以前からバイクタイプのマシンが2つありましたが、1年前にステッパーが導入されていました。さらに、この4月からトレッドミルが導入されました。要するに軽い坂道を登ることを、その場でできるマシンです。最初は、ベルトの速度と自分の歩き方に合わせることがうまくできず、身体の色々なところに力が入ってしまいました。ただ慣れてくると、かなり軽くできるようになりました。

 

 

 私の感覚なのですが、普段歩く時は、足を後ろにできるだけ蹴る感じで歩いているように思います。しかし、トレッドミルでは、あまり足を後ろに蹴ると、ベルトが後ろに流れる感じになり、うまくいきません。逆に早めに膝を上げる感じでやると、うまくいきます。このようなやり方の場合、普段使っている筋肉とは違うところが鍛えられるように思います。

 

 最も効く筋肉の一つが、大腰筋です。これはインナーマッスルで、膝を上げるときに必要な筋肉です。脳梗塞右半身不随になって以来、私が一貫して弱いと感じている筋肉の一つです。そういう意味でトレッドミルは、私にとって非常に適切なマシンだったと思います。

 

 ただ導入されたマシンは、ベルトの動きが、最低でもかなりのスピードで、足腰が弱っている人には厳しいマシンとなっていました。私も今のところ、5分間で切り上げています。それでも大腰筋が徐々に鍛えられているように思います。

 

 以前だと、ギリギリまで追い込んでやっていたのですが、最近次の日まで疲れがどっと出るので、ある程度のところでやめています。また通所リハビリの次の日は完全静養日にすることがあります。私にとっては歯痒いですが、最大の目標を長生きするということにシフトしつつあるので、こういうやり方で良いのだろうと納得してやっています。

 

 次回は、「最近のリハビリについて その114(寝起きのストレッチ②:背中をねじる)」です。