小平市のガスミュージアムへ行きました。


6月13日、日本最初のガス燈について調査するため、ガスミュージアムを初めて訪問しました。


以前から来たかったのですがコロナ禍で来る気持ちが起こらず、この日になってしまいました。


日本最初のガス燈では水戸反射炉で大島高任が、川口の鋳物師村田利八に石炭乾留炉を指導した三浦乾也(けんや)が関係していました。


まだ諸説あり確定した見解がありません。このガスミュージアムでは、日本最初の民間ガス事業についての記録が展示されていて疑問に思っていたこと、ガス燈事業について実物、解説を見ることができました。


ただまだ疑問が残ったのは、ガス燈の始まりは石炭の加熱、タールの精製、ガスの発生、備蓄が課題です。


この中でタールの精製について解説がありませんでした。当初はタールの販売も副産物としてあったのですが、その記録解説がありませんでした。


現代では、ガス燈じぎょうはなくなり発電や調理、暖房などのガス利用、管理事業に変わっています。


石炭乾留によってより高熱を出すコークスを得る事業と生成品の製造販売が専門化して別れていました。


別な所でまだまだ調査が必要です。入口前の庭には世界各地のガス燈が展示されていました。


展示では、近々一万円札の肖像画になる渋沢栄一の関係と展示、明治10年以前の花ガス燈の実演(午前11時間と午後 2時、要確認)が見所でぜひ一度子供も連れて見学をお勧めします。