先日、母の日にアップしたブログ(2018.5.13「鴻巣のバラまつりへ/2018母の日に」)で、実家へ帰省し、母と鴻巣のバラまつりを訪れたことを綴りましたが、もうひとりの母(お姑さん)には、カーネーションの花かごを送りました。
 
縁あって嫁姑関係となって20年。
 
お姑さんと出会っていなかったら、私は、おそらく、ヨガインストラクターとして活動していなかったと思うと、不思議な巡りあわせを感じます。毎年、さまざまな物を感謝の気持ちを込めて届けてきたけれど、今年はシンプルに、赤いカーネーションを。

 

 
現在は、諸事情あってお姑さんにはなかなか会えず、月1ペースで主人が単身で瀬戸内海に面した街にある実家へ帰省。通院の付き添いや訪問ヘルパーさんとの打ち合わせをしている状況です。実家では、お舅さんと2人暮し。ともに80歳を越えているので、訪問ヘルパーさんが頼りです。
 
お姑さんは、数年前までは、新幹線に乗って上京したり、俳句仲間とあちこち出かけたり、自宅に茶室を作って茶道を教えたり、アクティブに過ごしてましたが、ある病を患ってから外出する機会が激減してしまいました。
 
好奇心旺盛なお姑さんは、教員をしていた頃(1980年代)にヨガ教室に通っていたのでした。結婚したばかりの頃、私がスポーツクラブでバレエやヨガを習っている話をすると、自分にはもう不要だからと言って、以下の本とビデオテープを譲ってくれました。

 

本棚の奥の方から引っ張り出してきて、久しぶりにページをめくってみました。

 

 
「ヨーガを学ぶ人のために」
 
最近でこそ、ヨガ関係の本は世に溢れていますが、当時はほんとに少なかったので、夢中になって読んだことを思い出します。この本が私の手に渡ってから20年。
 
 
著者、かしいけいこさんがお姑さんのヨガの先生だったようです。サイン入り。昭和55年(1980年)9月に発行。アマゾンで検索してみたら「古書」扱いになっていました(お宝ものかもキラキラ イエロー)。

 

かしいけいこさんは1935年生まれ。岡山大学卒後、教職につき、1967年に渡印中に佐保田鶴治氏と出会い、帰国後に師事。インドでアイアンガー氏の指導も受けていたようです。
 
 

スポーツクラブで習えるのはおもにポーズ/アーサナでしたが(それは今でも同じ)、同書を読みながら、「ヨーガの呼吸法はイライラを除く」「呼吸法は老化を防ぎ、治癒力、抵抗力をつくる」など、心身へ及ぶ好影響について知り、のめりこんでいったわけですね


 
とっても良い本なので、いつかまた詳しく紹介してみたいと思います。
 
この本を初めて手に取った頃、ヨーガと食生活に関して興味を持って、さまざまな食事法を試してみたりしてましたが、同書に記された著者の考え(以下)に共感したことも思い出します。
 
ヨーガといえば、断食や玄米食と結びつける人がありますが、徒らに断食にこだわる必要はありません。また、インドで、ヨーガの行者が玄米食をしているわけでもありません。(「ヨーガを学ぶ人のために」より引用)
 
VHSのビデオテープ!
 
20年前にこれらを譲り受けた頃には、私はまだ、フリーランスで旅行雑誌のライター・編集の仕事をしていたので、のちにヨガのインストラクターの道を歩むことになるとは、思ってもいませんでした。
 
その後(フリーランス時代)、あるトラブル(!)に巻き込まれて心労が重なり、体調も崩し、ほとんど仕事ができなくなってしまった時期がありました。
 
心配してくれた姑さんが上京してくれて、気分転換に街を歩いたり、お茶飲み話をして時間を過ごす中で、ふと、ヨガの話になって・・・。
 
少し仕事から離れて、ヨガを体系的に学んでみたらどうかと強く勧められたのでした。そのための資金を援助までしてくれて「すぐにでも始めなさい」と。2003年の秋でした。
 
そんないきさつがあって、当時手元にあったヨガ本やネットで調べて、「あなたもできるヨーガ・セラピー」の巻末リストに掲載されていた教室に通い始めたわけです。
 
「あなたもできるヨーガ・セラピー」 
 
さまざまなヨガ関連本を読み漁りましたが、この2冊がヨガインストラクターの道へ転身するきっかけになったこと、思い出します。
 
母の日の夜、この2冊をあらためて手に取りながら、もし、ヨガインストラクターになっていなかったら、今頃私はどんな道を歩いていただろう、などと思いを巡らせていました。縁とはほんとに不思議なものです。